こんにちは。

 

名古屋にてmille-feuille(ミルフィーユ)として

設計やインテリアコーディネートをしている千葉 鮎子です。

 

個人では、主にインテリアコーディネートやリフォームを、
大掛かりなフルリノベーションや美容室、
カフェなどの店舗の設計デザインは
主人と行っています(^-^)
 
 
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さて最近は、プレゼンテーションのご提出や、

 

リノベーションの図面を書いたり、

 

相変わらずバタバタしておりますが、

 

 

フリーだと、本当に休みなく働いてしまうので、

 

落ち着いたらどこかへ出かけたいな、、

 

と思いながらも、Googleカレンダーとにらめっこしています、、。

 

 

 

 

 

でも、役割を与えて頂けているというのは、本当に有難い事だなと思います。

 

 

 

私は、本当に自分には才能は無いと思っていて、

 

なんなら、最初は最も向いていないことをしているんじゃないかなって

ずっと思っていました。

 

 

でも、人間って色んな側面があるなと思うんですよね。

 

 

 

よく、適職診断とかありますよね、

 

自分の性格とかで相性のいい仕事を割り出すみたいな、

 

 

「休みの日は一人で過ごすことが多い」

 

良くあてはまる、当てはまらない、とか。

 

 

 

こういう質問のときにいっつも思うんですが、

 

その前の一週間がすごく仕事で忙しくて

 

お客様や業者さんと沢山話して現場も行って、、

 

って過ごしていたらその週末は、

 

「一人でいたい」になるし、

 

 

 

逆に会社や家でほぼしゃべらずに図面をずーっと書いてたら、

 

その週末は気分転換に誰かに会って話したい!ってなるんだよなーって。

 

 

 

そもそも、性格なんて無くて、

ケースバイケースであると。

 

 

だからこういった適職診断とか性格診断とかいっつもバラバラで。

 

 

 

 

何が言いたいかというと、

 

その仕事に向いてるか向いてないかという事を、

 

やる前から2択で判断するのはとっても勿体ないという事。

 

 

 

私はもともと模様替えや家具が好きで

インテリアショップで働きたいなって思っていたのですが、

 

でも、どうせなら空間を作れる人になりたい、

なんか設計ってかっこいい!っていう

本当にミーハーな気持ちで建築業界へ入ったんです。

 

 

 

でも、実際に入ってみたら、

 

向いてない作業のオンパレード、、。

 

 

 

私にとって全く向いて無かったのが

 

図面を書く、模型を作る、という細かい作業と、

 

一つのプロジェクトが完成するまで時間がかかるから、

 

長期的な視点が必要という部分。

(リノベーションや新築が完成するまで半年や一年かかる)

 

 

どちらかというと、

細かい作業は好きじゃないし、

短期的に達成感が欲しいタイプw

 

 

 

新卒で入った設計事務所では、

本当に落ちこぼれていて、

 

いつ「もぉ来なくていいから」って言われるか

怯えてました。

(実際には何回か言われましたw)

 

 

 

でも、何者かになりたかったんですよね。

 

 

 

本当にこれだけだった。

 

 

 

学生を卒業したという事は、

 

社会(世界)に放り出されるという事を身をもって知って、

 

ここで諦めたら私何物にもなれないという恐怖感がとてもあった。

 

社会の中で、○○をしている人間、

○○が出来る人間と言えるものが欲しかった。

 

 

 

 

 

設計をしたい!なんて気持ちはもぉそのころには消えていて、

 

こんなに大変で辛くて向いてないことを何でやりたいだなんて思ったんだろう?

って本気で思ってました。

 

 

 

あの頃の自分を思い浮かべて書きますが、

 

社会人一年目なんて出来ないことしか無くて、

 

その出来ないことが出来るようになるには

建築設計というお仕事は特に時間がかかります。

 

 

そして「あ、こうやって頑張ればいいんだ」

 

「こうやって作っていくんだ」

 

って感覚として自分のものになるのには、

もっと時間がかかります。

 

本当に本当に少しずつなんです。

 

 

 

 

そして、時間を掛けていいと思います。

 

掛けた時間の分だけ身体に染みついて、

 

絶対に忘れません。

 

 

 

あんなに嫌いで苦手だった図面は、今では

 

きちんと書くと、きちんと現場が完成するという事を少しづつ感じたことで

 

段々と書けるようになり、もっと書きたくなり、

 

自分なりに分かりやすさや綺麗さを追求するようになり、

 

大好きに変わりました。

 (変わるんですよ〜)

 

 

 

今だから言えるのだと思うけれど、

 

「向いてないこと」に一生懸命向き合ってよかったと思っています。

 

 

身体を壊してはいけないけれど、

多少の無理もしてみてください。

 

若いから。

 

 

 

昨日の徹夜が残らないうちに徹夜して

 

がむしゃらに頑張ってください。

 

 

絶対にあなたの財産になります。

 

 

 

 

私が住宅設計のお仕事を本気で楽しいと思えるようになったのは、

 

社会人8年目ぐらいでした。

 その間に転職もしました。

 

 

でもそれ以降は好きという気持ちが年々増していて、

 

でもきっとそれは、もともとは苦手で向いてないことだったから

 

という側面もあるんじゃないかなぁなんて思います。

 

 

向いてない事を克服すると、好きなところがたくさん見えてきます。

 

 

 

 

今は昭和な体育会系は好かれないと思いますが、w

 

 

ぐっと頑張る、粘る、踏ん張る という

 

今しかできない、「計算の無いがむしゃらさ」を武器にして、

 

 

やりがいを見つけていってほしいなと思います(^-^)