こんにちは!

 

 

名古屋で建築士・

インテリアデザイナーとして活動している

千葉鮎子ですうお座

 

 

 

 
今日は、前回の
 
自己紹介記事の続きの3話目です。
 
 
 
自分の子供の頃からを振り返り、
 
この業界に入ったきっかけ等を書いていきます。   
 
 
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高校を卒業し、
 
空間を作れる人になりたい!
 
という思いから、
 
設計や、空間デザインを専攻できる
 
芸術系大学の建築学科へ進みます。
 
 
 
大学はとても楽しく、
 
あっという間に4年が経ちます。
 
 
 
建築系の大学を卒業後、
 
設計などの仕事をしたい場合、
 
ハウスメーカーや、工務店、
 
ゼネコンや設計事務所への道があります。
 
 
 
 
わたしは大手ハウスメーカーやゼネコンにはあまり魅力を感じませんでした。
 
どちらかというと、「芸術やアート」から、
 
インテリアや空間デザインに魅力をもったタイプなので、
 
建築や設計というよりも、
 
例えば海外のテキスタイルを使ったカーテンや、
 
アート作品のようなの照明器具なんかに興味がありました。
 
 
 
カーテンや照明を扱うメーカーなどに就職することも
 
考えられますが、
 
わたしには、やっぱり空間をデザインしたい!
 
という気持ちが強く、
 
設計事務所へ就職することになります。
 
 
 
 
 
その設計事務所は、
 
今の主人が声を掛けてくれて働き始めました。
 
 
 
今はあまり大きな声で言ってはいけないかもしれませんが、
 
設計事務所に就職したというよりは、
 
オープンデスクというかたちでタダで学ばせていただいていた、
 
というのが事実。
 
 
 
最初の3か月くらい?は無償で、
 
その後もお給料は、5万とか6万とか。
 
 
交通費さえ出るものの、
 
完全にお手伝いという身分でした。
 
 
 
 
毎日毎日、図面を書き、模型を作り、
 
帰るのはもちろん終電。
 
 
 
ブラックにもほどがありますね(笑)
 
 
 
 
 
でもね、今思えば!!!
 
 
この経験をしてよかったって、本当に心から思っています。
 
 
 
もちろん、主人もそうですが、私以外のスタッフには、
 
お手伝いではなくきちんと就職しているスタッフもいました。
 
 
ただ、わたしは、本当に仕事が出来なかったんです、、。
 
 
仕事が出来ないというのは、
 
設計の案が思いつかないという事。
 
 
 
 
「こういう土地に、こういうご要望のお客様のお家を設計する」
 
というプロジェクトがあったとして、
 
それにスタッフみんなが考え、案を出し合います。
 
 
 
ただ、わたしは
その案を考えることが出来ない。
 
 
 
みんながどんどんいろんな案を考えているなか、
 
私は、どうやって考えればいいのか?
 
どうやって設計をすればいいのか?
 
そのプロセスが全く分かっておらず、
 
本当に落ちぶれていました。
 
 
 
 
どうやって、案を考えるか?設計するかって、
 
何度も何度も考えて、模型を作って空間を把握して、
 
経験して、身体で覚えるしかないんです。
 
 
もちろんプロセスはあります。
 
 
でも、自分なりの設計が出来るには、
 
本当にひたすらに考えて手を動かすしかなかった。
 
 
 
その事務所には結局スタッフとして雇ってもらえることは無く、
 
1年半ほどで退職します。
 
 
 
私はその事務所では、ずっと自分の担当の物件を頂けることもなく、
 
本当に悔しくて辛くて生きている実感があまりありませんでした。
 
 
 
でも、今思えば、設計やデザインの基礎である、
 
どうやって組み立てるか?
 
その頑張り方を学んだ気がします。
 
 
そしてそれだけが私の財産でした。
 
 
まだ自分なりの設計までたどり着いていないけど、
 
どうやればいいのか?その頑張り方を身体で覚えたこと。
 
それが私にとって、とても大きな心の支えになりました。
 
 
 
 
 
退職後、少しの間実家でぼーっとニート生活を送っていました。
 
母はとても心配していたと思います。
 
 
 
これからどうしよう?
 
 
 
でも、考えても考えても他の道に進むという気持ちにはなれず、
 
わたしはどうしてもインテリアや空間をデザインできる人になりたい!!
 
という気持ちしかありませんでした。
 
 
続きます!
 
 
 
 
 
 

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