先日、テレビボードってぴったり合うのがなかなか無いよね~なんて話しを友人がしていまして、
そういえば、確かにお家を作るときも、テレビボードって結構オーダーで作る人もいたなぁと思いまして、
オーダーのテレビボードを作るときのポイントを書いてみたいと思います!
何かを参考にして書くと分かりやすいと思いますので、
この写真の様なテレビボードを作りたい!とご要望頂いたと仮定して書いてみます。
(壁の棚ではなく、今回はテレビの下の部分にだけフォーカスして書きます)
まず、こんなテレビボードを作りたいなと思った時、
押さえないといけないポイントは、
床から浮いているように見せる
という事。
インテリアショップで売っているテレビボードはほとんどが床に置く置き家具だと思いますが、
オーダーで作る場合はこんな風に壁に取り付けることが出来るので、
(壁に下地が入っている事が前提です)
宙に浮いているように見せることが出来るんです。
そしてこの写真のテレビボードの良さもそこです。
何かを真似して作りたいなぁと思った時、
そのモノのいいところはどこなのか?
そしてなぜ良く見えるのか?
を考える必要があります
今回はこの宙に浮いているというところと、
もう一つポイントがあります。
それは、
箱感があるという事!
箱感って何?って感じですよね、、。
今回のテレビボードのボックスには無駄な装飾が一切なく、
壁に箱がついているかのように見えます。
そこが、このデザインのいいところ、箱感なんです!
例えばこのテレビボードはちょっと雰囲気が違いますよね。↓
今回のお題のテレビボード↓
何が違っていて、下の写真のテレビボードがなぜ
より箱っぽく見えるのかというと、
「カウンターの厚み」と、「扉のデザイン」にあります!
注目してほしいのはココ↓
いかにこの、
カウンターと扉が接する部分
をシンプルに作るか。
ということが重要なのです。
右の写真の様に、
カウンターが分厚くてその下に扉があるという見た目よりも、
左の写真のようにカウンターが薄いほうがすっきりして、
よりシンプルに、箱っぽく見えるんです。
扉を何枚も分割しないで一枚ですっきり作るというのもポイント。
たとえば、このテレビボードは置き家具ですが、
LOWYAのテレビボードです。
カウンターの下ではなく、
カウンターよりも前に扉がついているので、
これもとてもシンプルで箱っぽく見えます。
今回は、シンプルな箱が浮いているという事を
しっかりデザインしてあげれば
イメージしているテレビボードに近づきます。
オーダー家具はなかなかイメージ通りに作るのは大変ですが、
どんな風に見えているとカッコいいのか?
をしっかり押さえればイメージしている物に近いものを作ることが出来ます(^-^)
今日はちょっと専門的になってしまいましたが、
こんな風にちょっとこだわって家具をデザインしたり、
選んだりする事で、より洗練されたお部屋に近づきますよ。
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