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【 時間割引率 】
行動経済学の事務局である大阪大学の研究チームが、「BNIが25以上の肥満傾向の人たちは、そうでない人たちに比べて統計的有意に借金が多い」と言う研究結果があります。
行動経済学でいう 「肥満の人は、時間割引率の高い人」
食べると太る でも食べないといられない。 今の快楽か?将来の健康か?を比べると今を選択してしまう人たち。 「時間割引率が高い人」 です。
タバコは健康に悪い。でも止められない。
今と将来、どちらを選択しているのでしょうか?
簡単に言うと 「我慢ができない」 です。
将来を考え、今の行動ができるこれが理想の人間ですが、現実は今の快楽と将来の楽しみのバランスで生きています。
どちらかのちょっと偏っているのが、人間ですね。
「安ければ売れる」のに、「良いものが売れない」ってなぜでしょうか?
しかし、「良いものを安くしても売れません」
これは、「良いもの」であっても「人の心を動かすもの」ではないからです。
冷静に考えて行動できないのが、人間。
冷静に考えて行動できる部分が 4~6%
冷静に論理的にできない部分が 94~96%です。
なぜ、そうなのかを説明していきたいと思います。