「掲載写真」
皮膚が全部垢になって剥がれおちて、下の生肉がむき出しになる(大火傷と同じ症状)
血球を作る骨髄細胞が消滅して、免疫がなくなる(エイズと同じ症状)
・・・などなど
脳みそや神経の細胞はずっと生き続けるため、意識・感覚はそのまま
死ぬまで生き地獄が続く
「治療の問題点」
短時間のうちに全身への8グレイ以上の被曝をした場合には、最新の医療でもほとんど手の施しようがなく、特にAに対しては当初から回復は絶望視されていた[8]。また致死量は6~7シーベルトとされる[7]。
医学的には、近代医学による被曝者治療の貴重な臨床例となった。特に国内ではこのような大量の放射線被曝をした患者の治療自体が初めてで、治療に当たった医師団も毎日のように発生する新しい症状に試行錯誤をしながらの治療だったと証言している[4]。
Aは耐え難い苦痛の中で亡くなることが予想されたものの、日本での安楽死は法律的に認められていないため、モルモットとして生き長らえさせられたという批判がある。看護記録には「もうやめてくれ」「おれはモルモットじゃない」というAの吐露も残されており[4]、被爆治療におけるターミナルケアも課題として残った。
(引用終わり)
最初、写真を見て、チェルノブイリの被害者のものと思っていましたが、まさか日本で10年前に起きたことであるとは絶句しました。
Aさんを、こんな状態で80日間も生かしていた医師団、原子力関係者は殺人にも、どのような拷問にも勝る犯罪行為です。
勝手なときには超法規的処置をする(経済特区構想なども同じ)政治が、大内さんをこのように扱ったことの意味を糾弾しなけらばならない。
ロシアでも、これほどの人非人な事はしないであろう。
ともかく、Aさんをモルモットにさえした、日本の原子力行政の腐敗の酷さは斯くのごとくです。