
いきなりですが
この本を読み終わりました
我孫子武丸さんの7月に出ていた
新作でして『狼と兎のゲーム』
タイトルの意味として作品の中でも
説明はありますが自分のところでは
泥警(泥棒と警察)という遊びと
同じで逃げる方と追いかける方の
鬼ごっこを意味します
帯にある我孫子さんの作品で評価が
高かった『殺戮にいたる病』を凌ぐと
いう謳い文句はちょっと疑問でしたが
話の内容は最後の数ページからの
展開は面白かったです
今回の話の主人公は小学生でしたが
話の内容は一部卑猥なものを
含んでいますが基本的には逃げもので
ハラハラな展開でした
その中でも我孫子武丸さんの
ミステリー系ではよくある最後の
数ページからのどんでん返しは
健在でした ( °д°)
衝撃は殺戮に比べてしまうと
低かったですが…
個人的にこの人の話は好きです
重い話の『殺戮にいたる病』から
『探偵映画』や『弥勒の掌』の
コミカルな人形シリーズや
速水三兄弟シリーズのミステリー、
ハードボイルドな探偵シリーズ、
『さよならのためだけに』のような
恋愛系であったりとすべて同じ
作家さんが書いていると思えない
マルチな作品の中でも何かそれぞれに
我孫子さんらしさがあって…
本当に本が好きな人は
どう評価しているのかわかりませんが
自分は面白くてどれも好きです
今回書いた『』内は我孫子さんの
作品名なので興味がわいたら
ブックオフなどで見つけて
ご一読を(°∀°)b
ではでは…