珠理奈と咲良は高齢化が進むAKBGの選抜の中でも数少ない
10代のメンバーであり更には歴史を紡いできた重要な存在でもある。
共にAKBGの先頭を走るエースを期待されていた共通点もある。
ただそれが珠理奈は過去形になり咲良は現在進行形になっている。
この二人のコントラストが皮肉にも色々と現実を映し出す鏡でもある。
珠理奈はAKBに別れを告げSKEへと帰還した。
それは彼女のSKEそして郷土への愛着がそれを拒否できずに
勇気ある決断をしたという事であって非難されることでもない。
AKB寄りの視点で多くの期待をかけていた自分のようなファンにも
それはやむを得ないことなんだと理解できたしね。
ただここで咲良という存在がいる。
彼女がもし躊躇もせずにAKBへの移籍へと舵を切ったら？
これは正直複雑な感情にもなってしまうだろう。
その野心を着実に自分のキャリアの可能性へと繋げていくのだから。。。
ずっとジレンマと戦い続けてきた珠理奈とそのファン達の葛藤を
自分も傍目で感じながら彼女を応援し続けてきたからね。
でもそこを容赦なく咲良が決断するならそれは凄いことだと思う。
当たり前なんだけど筋論で言えばAKBGのエースになるなら
完全移籍してAKBを最優先に活動するのが当たり前でもある。。。
出身がどうなんて自分は拘らないしそんな原理的な差別主義は
この先の未来のグループには害しかないと思うから。
ただやはりAKBのエースを担うならちゃんと移籍すること。
この筋が通れば姉妹グループ出身者でもしっかりと受け入れる
そんなファンの方々もちゃんといるのではないだろうか？？
残念だけど珠理奈は違う道を選んだ。
でもそれは別の可能性を開くための決断だったと信じている。
一方で咲良はどうなっていくのだろうか？
このまま中途半端に兼任している状態でAKBGのエースを名乗るのは
恐らくファンからの広範なコンセンサスを得られないだろう。
そこは運営の勇気ある決断を期待したい。
珠理奈と咲良が共に切磋琢磨して更に競い合っていけるそんな時代。。。
そこからまた大きな変革が起きる事を願って。
それでは、また。
以上