珠理奈が秋元氏に見せた反抗 | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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あの2014年の大組閣の日に自分は東京お台場の会場にいた。



まさに歴史が変わる瞬間をこの目に焼き付けようと固唾を飲んで見守りながら。。。



そして発表の時間が訪れ次々呼ばれていくメンバーの中で

当然自分は珠理奈のAKBへの移籍の瞬間を待っていた。



既に伏線もあって名古屋でのドームライブで珠理奈が意味深な

シチュエーションで大声ダイヤモンドを独唱していたりしたから猶更。。。



自分の周りでもほとんどの方が珠理奈がここで移籍して

時代が大きく動き出すという期待感のようなもので包まれていた。



そんな中で行われた大組閣。。。



結果的に珠理奈は動かず兼任を維持しゆりあがAKBへ

完全移籍を果たすという予想を外した形になったわけだ。



自分はその時珠理奈の表情を近距離でずっと観察していた。



もし完全移籍と発表されても彼女はその覚悟を決め

自分の運命と受け止めてまた歩みだすのだと信じていた。



だけどそこで観た珠理奈は兼任維持に安堵の表情を浮かべていた。



その時自分は悟ってしまったんだよね。



珠理奈の強いSKE愛とそこへの頑なまでの執着を。。。



そしてそれ以来自分の心境は別の軸へとシフトしてしまった。



思えば彼女は大声ダイヤモンドから常にグループの未来を

変革する大きな海原の中に放り込まれる存在だっただろう。



それはあのSSAでの兼任発表の時も同じ。。。



秋元氏はグループ全体の閉塞感が感じられて動かさないと

行けないと感じた時には常に珠理奈を前面に出してきた。



そして彼の中にはいつの日かAKBのトップとして

自分が見出したこのダイヤモンドの原石を昇らせたい。



そんな青写真もどこかで描いていたのかもしれないね。



でも今回のANNの内容から分かるように珠理奈は

もうだいぶ前からこの兼任解除について相談していた。



恐らくは秋元氏も「もう少しよく考えなさい。自分の今後の

キャリアも含めてとても大事な事だから」と引き留めていたのでは?



それはやはり今まで芸能界の荒波を生き抜いてきた秋元氏なりの

嗅覚とセンスで珠理奈のキャリアを考えていたと思うから。。。



でも珠理奈はそこでひとつの反抗を示したんだろう。



自分を生み出し導いてくれた大恩人の意思に背いてでも

自分の迷いとの葛藤を振りほどきたいと願いながら。



そして遂に秋元氏もその彼女の強い意志に根負けしたのでは?



この3年半という長い間の兼任はそんな秋元氏と珠理奈の

複雑な感情のぶつかり合いに擁した時間とも言える。



でも自分はある意味で嬉しいんだよね。



珠理奈がそこで秋元氏の言いなりにならないで自分の意思を

ちゃんと貫きブレずにいたのだとしたら尚更に。。。



それは彼女の成長だと思うし一つの大事なプロセスだと思うから。



自分が優子や麻友に感じ、珠理奈にまだないと感じていた

その秋元氏との成熟した距離感がようやく生まれた瞬間。



秋元氏との距離感の大切さは限定記事で過去に触れた通り。。。



だから今回の彼女の決断を猶更尊重してあげたい。



何れにしろ秋元氏がもはやAKBのストーリーの構築に

珠理奈を利用しないという方向性が明確になったと思う。



それは残念だけどAKBの偉大な先輩達に託された

二人の妹達の歩んできた物語の終止符も同時に意味する。



それは麻友と珠理奈のセンネズの物語。。。



ここからは二人ともまた別々に個人の素敵な物語を

ファンと共に築いて行って欲しいなと切に願う。



ネズミとセンターの友諠は自分の中で永遠に刻まれていくだろう。。。



今まで夢を見させてくれて本当にありがとう。



それでは、また。



以上