以前の記事でも乃木坂はAKBGとは違った
方向性で勝負しないと生き残れないと書いた。
でもこれって裏を返せばAKBGも乃木坂に寄せていくと
このグループの魅力が減退してしまう方向になる。
結局AKBGのファンの多くがこのグループに
求めている物って何なのか？を考えてみる。
今AKBのフロントにいる若い子達の中には
綺麗な顔立ちで闘志を前面に出さない子もいる。
これはまさしく乃木坂成分なんだよね。
暑苦しい体育会系のノリが苦手な人達が
乃木坂に惹かれて彼女達を応援するのは分かる。
でもAKBGを応援している人達って自分も含めて
そんな暑苦しいけどドラマ的で濃厚な部分に惹かれたのでは？
それがやたらと淡泊になって物足りないのが
今のAKBの現状なのではないだろうか？
そしてたかみなの卒業でゆいぱる体制になった時に
その方向性は果たしてどうなっていくのか？
島崎が顔になるなら猶更そこは難しいところ。。。
彼女が実は内面に熱い魂を持っていて
AKB愛に溢れた戦う子だというのはファンなら分かる。
だけど麻友じゃないけど分かりづらいんだよね。
そこまで思いれなく島崎を眺めている人間には
恐らくそこが伝わりづらいんじゃないだろうか？
なぜ今年の総選挙曲「僕たちは戦わない」を
秋元先生が島崎に与えたのかを考える。
そこには平和主義者で争いを好まない島崎へのオマージュ。。。
更には現状のアンチ商法で対立を煽るアンチテーゼと
自分なんかは解釈したけど実際にはどうだろうか？
ただ島崎はこの間の乃木坂の神宮ライブで
かなり感性を刺激されたのは間違いないだろう。
そして同性のファンが多いこのグループへの
羨ましさも感じたというのが伝わってくる。
AKBGは熱いファン向けで男性的な戦う集団という
そんなイメージとは真逆の乃木坂への希求。。。
それが島崎にはあるんだろうと思う。
今度彼女はファッションフォトブックを出す。
これもガーリーでお洒落な島崎らしい作品として
多くの女性ファンに支持されることが予想される。
そんな子がAKBGの顔になると益々このグループ事態が
女性的になっていくことが避けられないだろう。
そうなった時に熱い感情がぶつかり合うそんな
集団に惹かれていたファンがどう感じるだろうか？
それが今後のAKBGの課題となって突きつけられる。
AKBと乃木坂、もっと言えば48Gと46Gは鏡像の
関係性をこれからも維持して行った方がいい。
そうすることでグループの個性が際立ち
それぞれのファンが分かりやすく応援できる。
両方の価値感を共有できるファンも育てば
どちらのグループにもメリットは大きい。
でもちゃんぽん化して混ぜてしまえばどうなるか？
しっかりと個性的なブランドがあったものが
混ぜることで中途半端になり魅力が減退する。
だからAKBGの乃木坂化、女性化は慎重にしないと
思わぬ厄災がこのグループを覆う事にも繋がりかねない。
その重要なキーマンに島崎がいる。
彼女の心境がどうなのか分からないがこのまま
AKBのメンバーとして生きていくなら猶更に重要になる。
彼女の信じる道を付き通すと共にそこの柔軟性は
しっかりと保ってこれから頑張って欲しいと思う。
後は彼女の今後をファンがしっかりと見守りましょう。
それでは、また。
以上