今回のSKEのセンターが交代したと聞いたときに
自分にはある感覚が襲ってくるのがわかった。
ああ、本来ならここにあの子の名前があるのになと。。。
ゆ・・・り・・・。
ゆりあ、木崎ゆりあ。
SKEの3期生として黎明期からSKEを支え続け
珠理奈と共に歩んできたメンバーでもある。
自分は昔からSKEのゆりあが好きだったし
チームS公演でも何度も彼女の雄姿を観てきた。
天性のおバカキャラの一方で高い運動神経を有し
そこから表現されるダンスは秀逸だった。
そして何より珠理奈の次に託されるのは
この子なんだろうと自分の中では思っていた。
それは来るべき大組閣に置いて起こるであろう
人事に向けての自分の心の準備でもあった。
だが現実にはゆりあのAKB移籍という結果が待っていた。
もちろん彼女の心境は推し測る事しか出来ない。
ただ事前にSKEをけん引していく勇気と覚悟が
感じられていただけに複雑な気持ちでもあった。
割とニュートラルなファンですらそうなのだから
ゆりあに思い入れの強いファンは尚更だろう。
更には彼女に期待して支えていたSKEの
箱推しにとっても大きな影響を与えただろう。
でもそんな中でゆりあはAKBへの移籍を決断した。
この意味は非常に大きいと思う。
SKE愛に溢れた彼女が敢えて自分の夢を
追うために移籍を決断したと感じるからだ。
それぐらい愛着あるグループを出て
新たな勝負をするという事は勇気のいること。
どうしてもメンバー達にはグループや
それを支えるファンに愛着が湧き義理堅くなる。
それはよもするとAKBGが本来自分の夢を叶えるために
ステップアップの場として存在する認識を忘れさせる。
でもやはり何と言っても大事なのは本人の
夢でありその先に続く人生だと思う。
だからファンも是非そのあたりの複雑な心情を汲んで
最大限受け入れてあげないといけない。
つまりSKEの未来を託すはずだったゆりあの離脱を
殊更惜しんだり悲しんだりしないであげること。。。
それが非常に大切だと思う。
ゆりあは今やAKBの選抜としてもチーム4の
副キャプテン&エースとしても精進している。
それもしっかりとSKEのDNAを宿しながら
そのプライドを持って戦っているわけだ。
だから彼女の夢に向けた勇気ある決断を
私はファンとして尊重してあげたいと思う。
夢への挑戦とグループへの残留。。。
もしこの2つが背反する命題となったとき
メンバーはどんな決断をくだすのだろうか？
それでは、また。
以上