峯岸のインタビューと組織論と世代交代 | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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さて、例の丸坊主事件に関して峯岸が雑誌「婦人公論」のインタビューに
当時の状況を赤裸々に答えて話題になっていますね。



世田谷の大島優子神推しブログ



内容に関しては細かくは語りませんが親を悲しませたこと
そしてAKBブランドを傷つけた詫びの気持ちを語っていました。



私は丸坊主になって研究生に降格した彼女の事を
事さら蒸し返して溺れる犬を棒で叩く真似をしたくありません。



ですから今回は別の視点であの事件を総括したいと思います。



まず恋愛禁止条例に関しては一般社会では理不尽とも思える
規則をなぜ守らないといけないのか不思議な方もいるでしょう。



ここは人それぞれ置かれた立場によるスタンスの違いによって
価値観も変わるでしょうし中々答えが出ないかもしれません。



ただこの件は年頃の女の子が恋愛できないなんて可哀想とかいう
次元の話で語るべきではないと個人的には思います。



私の立場は企業の組織の一員としてそのブランドを活用して
仕事をしているビジネスマンという立場があります。



その視点で峯岸が犯した行為に同調して寛容になることは
できませんし厳しく指弾するしかありません。



それはなぜかと言えばこの場合、峯岸は長らくAKBブランドの
恩恵を多分に受ける形で仕事やチャンスを与えられてきたからです。



彼女が個人としてブランドを確立して峯岸みなみとして
仕事を呼び込めるレベルに達していたのなら問題ありません。



ですが実際にはAKBの峯岸みなみでありノースリの峯岸みなみなのです。



それを彼女も理解しているからこそあれほど強力にAKB残留を
訴えたのでしょうしその意思表示として丸坊主にしたのでしょう。



組織は個人の過失で取り返しのつかないことになりますし
彼女がAKBファンや外部にネガティブな印象を与えたことは否めないです。



また峯岸の件が問題なのは公に公言している発言との
背反した行為によるファンの不信感の増大です。



会社も個人もそうですが公式に発言している声明や発言と
裏でやっている行為が異なれば社会から糾弾されます。



明文化されていないとは言え事あるごとに恋愛禁止を謳ってた
グループのメンバーが裏では公然とそれを破っている。。。



こんな事実を目の当りにしたときファンはどう感じるでしょうか?



今迄の発言に対する説得力が著しく減退して
何を言っても白々しく感じてしまうことになるでしょう。



それぐらい峯岸のようにAKBブランドを背負っている
選抜メンバーの軽率な行為が与える被害は甚大なのです。



そしてもうひとつ私に与えた決定的な事があります。



それはオリメンに代表される初期メンバーへの
過度の神格化からの解放と次世代への寛容さへの傾斜です。



AKBの隆盛期を支えてきた私のようなファンにとって
オリメンや初期メン、神7はある意味聖域でした。



ここへの批評は大きな反発を受け無意識の寛容を
ファンに植え付けてきたと思います。



昨今総選挙も近い中、よく言われるように優子やオリメンが
卒業すればAKBは終わるという定説もその最たる例でしょう。



私はブログでも書きましたが峯岸のスキャンダル後に
オリメンの写真を見せられた瞬間の違和感を拭えませんでした。



オリメンの絆に無意識に寛容さを示していた自分の心が
一気に冷めて嫌悪感へと傾倒して行ったのです。



少なくとも多くのファンを抱え、メディア等で優遇される
上位メンバー達には常日頃から高い意識を求めたいです。



このAKBの中のある種理不尽な競争社会で
ヒエラルキーの頂点に君臨する彼女達だからこそです。



芸能事務所にも所属していないメンバーにとってこの序列を
崩すのは途方もない事であり挫折している子もたくさんいます。



それは芸能界の宿命のようなものでありここから
目を背ける事は恐らくできないでしょう。



でもだからこそ超選抜達には自分を律して
AKBブランドを毀損する行為は厳に慎んで欲しいと思います。



自分達が築いてきたAKBを自分達の軽率な行為で
潰してしまうなど悲しい行為だと思いませんか?



この件が全てではないですが最近は次世代への変化を

昔ほど拒絶せずに前向きに受け取るようにしています。



もちろん私は元来保守的な部分を強く持つ人間ですし
過去の栄光を忘れらない部分もあります。



ですが過去の輝かしいAKBをいつまでも忘れられず
変わりゆくAKBを受け入れらないのでは自分にとっても残念ですから。



私の気持ちは稚拙で急激な世代交代で某アイドルグループの
凋落を辿って欲しくはないものの世代交代は必須というスタンスです。



堅実な世代交代を実現するためにはまず初期メンとして
歴史を共有してきたメンバーが先頭に立つ必要があります。



それが神7としてずっと先輩の背中を見てきた麻友であり
11歳からセンターに抜擢され前線で選抜として揉まれてきた珠理奈なのです。



運営もこのことは重々理解しているでしょうししっかりと段階を踏んで

彼女達を中心に有望な若手にシフトしていく戦略を取るでしょう。



世代交代に懐疑的なファンは是非柔軟で寛容な心を持ち
変わりゆくAKBグループを見届けて欲しいと思います。



AKBは史上初の世代交代が成功したアイドルグループとして
歴史にその名を残すことになると私は確信しています。



そのためにもしっかりとAKBと向き合い有望な若手の
覚醒に立ち会っていくことを自分なりに意識しています。



皆さんの考える世代交代とはどんなものですか?



それでは、また。