白い紙とペンを置いて
今夜も頭の中で言葉の積み木遊び
積み上げて
整えて
崩し壊して
また積み上げて
秋の夜風に
心地良い切なさを感じたことに
意味なんてない
冷える窓に映る自分の顔
疲れているように見えたのは
きっと気のせいだ
シャツはあえて置いて家を出よう
これからどこへ行くかなんて
決めてないけれど
光がある気がする方へ
追いかけながら
追われるように
ただひたすら歩くんだ
積み木遊び
積み上げて
整えて
崩し壊して
また積み上げて
秋の長雨に
心地良い切なさを感じたことに
意味なんてない
濡れる窓に映る自分の顔
泣いているように見えたのは
きっと気のせいだ
傘はあえて置いて家を出よう
これからどこへ行くかなんて
決めてないけれど
君がいる気がする方へ
追いかけながら
追われるように
ただひたすら走るんだ
積み木遊び
積み上げて
整えて
崩し壊して
また積み上げて
解けた靴紐を結んだら
染み込んだ雨が滲み出てきて
なぜだか
僕の心から無理やり言葉を絞り出しているかのように
見えたんだ
雨のように
言葉が降りてきてくれるのなら
僕はきっと楽になるだろうけど
そんな僕の言葉はきっと
誰にも届かず地面に眠るんだ
それなら僕はまだ
心に雨を染み込ませて
無理やり絞り出した言葉を
何度も積み木遊びして
月と遊ぶ君のもとへ送るよ
ひとり遊ぶ僕の言葉を
今夜もまた
積み木遊び
空ではほら
月が泳いで
ひとり遊ぶ君の隣へ
冬