私は渡り鳥
独り飛び続ける渡り鳥
留まるとこは許されない渡り鳥
ある町にやって来た
暖かく優しいこの町で一休み
一休みのはずだった
見え隠れする暗闇
露わになる暗闇
晴れ渡る空も闇に染まった
哀しみ色に染まった
そこで懸命に生きる人々
半ばで亡くなる人々
哀しみ抱えそれでも生きる人々
その中にいた あなた
懸命に生きていた あなた
私の暗闇に灯った小さい光
それは紛れもない あなた
懸命に生きた先に見つけた光
町にも灯った小さな光
人々に灯った小さな希望
町は思い出した
暖かく優しかった町を
消えない哀しみ心の内に
灯った光を頼りにまた進み始めた
私は渡り鳥
独り飛び続ける渡り鳥
もう行かなくちゃ
でもさ
でもさ
私の心に灯った小さな光
私はもう独りじゃないから
寂しくなんかないよ
だからさ
だからさ
あなたとのさよならも
寂しくなんかないんだよ
ずっと渡り続けた私は渡り鳥
どうやら最期の一休み
静かに眠ろう知らない町で
寂しくないのは
ずっと前に行ったあの町で見つけた光
今でも灯り続けてるから
そろそろ眠ろうと
目を閉じた
誰かが私の名を読ぶ声がする
なんでだろう
ここは知らない町
誰も私を知らないはずなのに
どこか懐かしいその声が
暖かく優しいその声が
私の名を読んでいる
ふと目を開けてみれば
そこには懐かしいあなた
あの頃と変わらず暖かく優しくて
でもどこかあの頃よりもおおきくて
私の心は凄く安らいだよ
でもね もう眠らなきゃ
だからさ最後に言わせてね
ありがとうとさよなら
そして、あなたへの想いを。