MRTの士林駅から、目指すは東門駅へ。
結構乗ったなぁ・・・と思ったけれど、一人30元(100円程度)。
台北の地下鉄、値段が安くて助かります。
1日乗車券を買おうかなと思ったけれど、買っても元が取れなかったから、
買わなくて良かった。
東門駅から、中正紀念堂を目標に移動していくと、目的のお店を発見!
しかも、お昼時間を過ぎていたのにも関わらず、待っている人がたくさん。
やはり、人気店なのね~♪


ここはどうやら、へちまとエビを使った小龍包がおいしいらしい。
待っている間に、メニューと番号の入った伝票を渡され、食べたいものを記入しておくシステム。
席が空くと番号を呼ばれますが、何せ中国語なので理解できず・・・。
おばちゃんが、番号を呼ぶたびに反応していたら、そのうち自分の番が来た時に、
手招きして連れて行ってくれたよ^^;



海老餃子、へちまとエビの小龍包、春雨麺。
タレは、自分の好きなものを持ってくるシステムです。
東北育ちで、濃い味付けが大好きな私には、
随分と優しい味だったけれど、タレを使って自分好みに
味を変えてみたら、どれもおいしく戴きました。
これだけ頼んで、千円くらいだったかなー・・・。
二人で満足できるほど食べられました。
並んでいても、待った甲斐があったよ☆
さて、お腹も満足したし、腹ごなしに少し歩きましょう。
次の目的地は、生姜コスメ。
健康オタクなので、どうしても自然派のコスメが気になってしまう。
ガイドブックで見つけた時から、絶対行きたい!と思っていたお店。
『薑心比心(ジャンシンビーシン)』です。
ここのハンドクリームを、どうしても使ってみたかった。
全ての商品に、生姜を使っているんですって。
行ってみると、シンプルなパッケージの商品がたくさん並んでいて、まさに私好み。
店員さんもすごく親切で、結局ここでハンドクリームを3本買いました。
(帰ってきて使ってみたら、本当に使いやすくて、もっと買ってくれば良かったな・・・と後悔。
生姜が入っているから、ポカポカするのです。冷えやすいこれからの季節にピッタリ)
このお店のある辺りは、永康街と言うらしい。
何とも雰囲気のある、いいところでした。
偶然見つけたお茶屋さんがあって、お土産を買いたかったし、見に行くことにしました。
お店を見た感じ、ちょっと敷居が高そう・・・?と思ったけれど、
店員さんのお姉さんが、とっても気さくな方でホッ。
いろいろお茶の説明をしてくれて、たくさんお茶を出してくれました。
結局、ここでお土産を買うことにして、あまりにお姉さんが親切だったので、
お礼にブラックサンダーの差し入れを。
夫がどこからか得てきた情報によると、台湾人にブラックサンダーが大人気らしい。
だから、今回も袋入りのものを『ありがとうグッズ』として持参していました。
実は前日、夜遅くにビールが飲みたいと言い出した夫と、コンビニでビールを買い、
つまみとして、近くで売っていた唐揚げを買おうとしたのですが、どうやらもう閉店直前で、
片づけをしていたようで。
お店のお姉さんが、中国語で何かを言うのだけれど、全く理解できなくてポカンとしていたら、
即英語に切り替え、”余っている分しかないのだけれど、良かったら持って行って”と言ってくれて、
ありがたく戴くことになりました。
でも、さすがにそれでは申し訳ないと、お礼にブラックサンダーを渡したら、すごく喜んでくれたのです。
夫の情報は、正しかったよう。
ブラックサンダーの溶けにくさが、暑い台湾で喜ばれているようですよ。
そういういきさつがあって、今回お茶屋さんのお姉さんにも、ブラックサンダーを渡しました。
そうしたら、”いやいや、大丈夫ですよ”と、遠慮していました。
でも、”いやいや、たくさんあるし・・・”と、こちらも負けずに渡したところ、
笑顔で受け取ってくれました。
こうして一度遠慮してから受け取るところも、何となく日本人に近いと思う。
例の唐揚げ屋さんのお姉さんの、”捨てるくらいなら、誰かにもらってもらった方がいい”という
考え方も、日本人の”もったいない”という気持ちに通じるところがありますね。
こういうやりとりからも、台湾の人たちの人柄が垣間見えて、ますますこの国が好きになりました。
お腹も心も満たされて、次はせっかく近くまで来たので、中正紀念堂に行ってみましょう!
つづく。
Ayu