台北2日目。
朝から地元の方が買いに来ていたので、これはおいしいはず!と、期待が膨らみます。
この日、35回目の誕生日を迎えました♪
おめでとう、自分!!
日本と台湾の時差は1時間あるので、日本にいるよりほんの少しだけ長く、
34歳を満喫できましたね(笑)。
朝食はホテルで取りましたが、どーにも・・・。
このホテル、新しくてきれいで、スタッフも素晴らしいのだけれど、朝食だけがダメだった(-"-)
ビュッフェスタイルだったので、少しだけ取って食べてみたけれど、
味も残念だが、何より台湾らしい料理がない!
なので、私はさっさと見切りをつけて、外で台湾らしい朝食を探すことにしました。
本当は、おかゆが食べたかったのだけれど、見つけられず。
その代わり、これがいい!と決めたお店がここ。

夫は豚肉、私はニラのおまんじゅうと、豆乳。
お店のおばちゃんは、テキパキ仕事をしていて、
ちょっと怖そう・・・と思ったけれど、
買ったものを渡してくれる時に、”ポーク”と言って、
袋の口をしばっているのを見せてくれました。
こういうちょっとした気配りが、異国では心に沁みる。
ホテルに帰って食べてみたら、ニラ以外にも春雨やシイタケなどがたっぷり入っていて、
それはそれはおいしゅうございました。
おばちゃんの優しい気持ちも、余計においしく感じさせてくれたね(*^_^*)
朝食を無事済ませて、次はマッサージ!
ホテルまで送迎してくれるところだったので、とても助かりました。
夫は全身マッサージと足つぼ、私は台湾シャンプーと足つぼをお願いしたのですが、
台湾シャンプーがまた、笑えるほど痛い!
頭皮をガリガリ引っかかれているような感じで、私の頭、血まみれじゃない?!と思うほど。
普通、こんなに痛いものなのかなぁ・・・。
泡もバンバン飛んでくるし、ダイナミックなおばちゃんの前で、もはやまな板の鯉状態。
でもね、もみほぐしてくれる時は、ツボにぐいぐい入るので、実は上手な人なのかも。
シャンプーを洗い流してもらって、髪を乾かしてもらう時に、ちらりとおばちゃんの手が見えたら、
何と指輪をしてるー!!!
それじゃ痛いはずだよ・・・(*_*)
ドライヤーで乾かすのも、ダイナミック。
”ワケメ!!(多分、どこで分ければいいかを聞いている)”と大声で聞いてきて、
この辺でお願いと言ったら、そこに近距離からドライヤーを当てるものだから、
熱くて仕方がない。
これ、頭皮ボロボロなんじゃ・・・と思っていたら、終わってみると予想外にすっきり!
おばちゃん、疑ってごめん。
次に足つぼをお願いした先生は、いかにも先生らしいおじちゃん。
痛かったら言って、と言うから、早速痛いと言ったのに、
”今、痛い。ツボ、効いてるから、あと、気持ちいい”と、全然弱める気配なし。
おいおーい・・・。痛かったら言っていいんじゃなかったの?!
でもね、これも終わってみたらびっくりするほどすっきり!
おじちゃん、またまた疑ってごめん。
夫の全身マッサージも満足できたようで、二人でぼーっとしながら、次の行動へ移します。
次は、夫が”ここだけは!”と言っていたところへ。
故宮博物院へ行きます!!
マッサージのお店の人にお願いして、ホテルではなくMRTの中山駅まで送ってもらいました。
到着したら、この辺りの活気のあること!
台北駅周辺が便利かなぁと思って、ホテルを選んでみたけれど、
実は他のエリアの方が、便利で面白いのでは・・・?
昨日も乗って、だいぶ慣れたMRT。
私は、駅のトイレのきれいさにびっくりしました。
路線が新しいせいもあるのかも知れないけれど、大勢の人たちが利用することは、
簡単に想像出来るのですが、きちんと掃除が行き届いていました。
私、海外で一番苦手なのがトイレや洗面所などの汚れ。
ある程度は仕方がないと思って、割り切るようにしていますが、いつも少しテンションが下がります。
だから、台湾も期待していなかったのだけれど、これは嬉しい誤算だぞ。
中山駅から士林駅まで移動して、普通はそこからバスやタクシーで博物院へ行くのだろうけれど、
変なところで冒険好きの私たち。
それなら、歩いて行ってみる?と、軽い気持ちで駅を出発しました。
でもね、詳しい地図がないの。
ガイドブックにも載っていない。
恐らく、歩いていくことは全く想定していないのでしょう、普通は。
で、私たちはどうしたか?
道路標識を見ながら移動しましたよ^^;
でも、目的地への方向は書いてあるのだけれど、あと何キロとか、距離は全く書いていない。
土地勘もないのに、よく歩いたなぁ・・・。


なんか、全然着かないんだけど!!
途中、山の上に中華風の建物が見えてきて、あれが博物院だったら心が折れるわー・・・と言いながら、
ひたすら歩き続け・・・。
ようやく、目的地へ到着しました\(^o^)/

いやー、長かったよここまで!!
せっかく朝からマッサージですっきりしたのに、
たどり着くころには足が痛くなったー・・・。
大変だった分、感動もひとしお。
・・・でも、これは想像以上に規模が大きい。
この中を歩くのかと思うと、たどり着いた感動より、
まだ歩かないといけないのかと、
少しがっかりしたのは何でだろ?
中の展示はとても素晴らしかった・・・と思う・・・多分・・・。
いや、正直書道系が多くて、私には理解が出来なかった。
歴史を知っている人や、書に興味のある人だったら、とても興味深いと思う。
でも、私は疲れが先に来てしまい、そこまで一生懸命見られなかったよ。
あんまりいないと思うけれど、ここまで来るときに徒歩は危険です!
それでも、恐らく一番有名な展示品である、肉形石と翠玉白菜はすごいと思った。
白菜はもっと小さいのを想像していたら、案外大きくて、それにもびっくりしたよ。
嬉しくなって、携帯ストラップを買いました^^;
知らない人が見たら、”何で白菜?”って思うよね、きっと。
もう無理歩けない・・・というところまで歩いて、帰りはおとなしくタクシーを使うことにしました。
異国のタクシーは、いいイメージがないから、初めに目的地を筆談して、
料金を聞いて納得してから乗りました。
この国、タクシーはトヨタ車ばっかり。
車種は統一されていなくて、自由に走っている印象なのだけれど、見事なまでにトヨタ。
私たちが行動している範囲では、トヨタ車以外のタクシーは見つけられなかったけど、
台湾は全部そうなのですか?
運転手さんは、日本語が全くと言っていいほど話せなかったけれど、
料金をふっかけることもなく、きちんと目的地まで送り届けてくれました。
運転手さん、ありがとう!
さて、たくさん歩いてもうクタクタ。気付けばお腹も空く時間。
お昼ごはんに行きましょうか。
無謀にも、お肉が食べられないのに、中華圏に来てしまった私は、
お肉以外の小龍包を出しているお店をチェックしていました。
これがまた、博物院からちょっと距離があるのよー・・・。
でも、食の思い出は旅の思い出だ!
小龍包求めて、いざ!!!
長くなったので、つづく。
Ayu