高2の秋から完全不登校になり、高3から通信制高校へ移った息子です。
まもなく卒業できる予定です。
でも、その後は白紙状態です。

ここ2週間、逆戻り。

1日10時間以上のオンラインゲーム。

起きるのは昼頃。

完全不登校になった一昨年の秋から、もう1年半のひきこもり。

少しずつの進歩が見られた時期もあったけれど、なかなか難しい。

今思えば、息子が色々考えなくちゃいけないタイミングになると、この状態が加速してる気がする。

一昨年夏、不登校初期。
昨年1月、留年が決まりそうな切羽詰まった、一番きつかった時。
そして、今。
卒業後どうしたらいいか、わからないのだろう。

二歩進んで一歩下がる、なら、少しずつでも進めたと気持ちが明るくなるけれど、後退すると、さすがに滅入る。 

いつになったら…と思ってしまう。

暴力や暴言はない。
それもいいとは言えないのかもしれない。
息子の苦しい心の中は聞けていないから。

何をやってもダメ。
でも、よく考えたら、これはすべて私からの働きかけ。

少しは外に出よう!と、連れ出したり、 
受験する?本屋に行く?と聞くと「うん」と言う。問題集買うけど、全く開かない。

答えたくないことやしたくないことは、拒否はせず、無言。
それ以外は「うん」と言う。
でも、やらない。

今まで、無理に強制したり、指示してきたつもりはなかった。
でも、自分が親に抱いていたのと同じように、無言の圧力があったのかも。

何でもできる子だったから。
スポーツも何でもできて、絵も選ばれて、習字も常に賞を得て。
すごいね。ママ、楽しみ!
頑張れ!頑張れ!って。

高校は期待以上に成績が上がり、トップ校へ。

歯を食いしばって頑張る様子なんて、全く見せず、何でも要領良く、ささっとこなし、期待通りの結果を出してくれた。

だから、無理してるかも?なんて、考えたことなかった。

きっと、もっともっと頑張らないとと、親の期待に応えなきゃと、実は必死だったのかもね。

思いかえせば、自分もそうだったから。
いい子でいなきゃいけない。
親の期待に外れることはできなかった。

両親は勉強しろなんて、一度も言ったことなかった。なのに、勉強して親を喜ばせなきゃと思っていたのかも。


息子も同じなのかな。

もう何をしても変わらない気がする。
私からの働きかけはもうダメなんだ。

息子自ら動くのを待つ。
と、ホントに覚悟を決めて、過去も未来も見ず、私の心の中にある、期待や望みを全て消して、解き放さないと、息子は動けないのでは、と思う。

私の夢や望みを、息子に託してはいけない。息子は私ではないのだから。
辛いけど、それをしないとダメなんだね、きっと。

頭ではわかっていたけど、どうしても、私の心が息子にしがみついてた。

部屋の中に飾ってある、息子の絵や賞状も全部外そう。
過去の栄光は要らないよね。
ずっと頑張ってくれた。もう十分。

未来も見ない。
国立大学に行くものと、私が描いてた未来予想図は、白紙にしよう。
未来の地図は息子が描く気になった時に、自分の手で描く。
当たり前のことだね。