こんにちわ。
室橋歩美です。
ちょっと古いけど
日経ビジネスから配信された
「友達が減っていくのが、大人になった証です」という記事。
当時、賛否両論で炎上?したみたいですが
歩美さんはタイトルを見れば一目瞭然ですが
賛成派です。
この日経ビジネスさんから配信された記事は例え話が極端だったことに加え、少々毒舌過ぎて(人のこと言えませんが笑)
友情大好き友達いっぱい欲しい方々の反感を真っ向から買ってしまったんでしょうけど
私はカウンセラーの立場で考えても理にかなった発言をしてるなぁと思います。
記事を室橋さんの言葉でわかりやすく要約すると...
「最近の人々はやたら人と繋がりを持ちたがり、自分自身の力だけで精神的にも物理的にも自立をしよう(大人になろう)としない子供のような大人ばかりだ」
って事です。
友達が多いから大人になり切れていないんだ。
友達が少ないから大人だ。
という、文字通りの意味で捉えるのとはちょっと違くて、
大人は友達とやたらと連んだり繋がったりしない。
という事を意味していると思います。
私自身、歳を重ねるにつれ
友達付き合いというものが
疎かになっています。
何故なら、大人というものは自立すればするほど、間違いなく
”友達とつるむ事”
”友達との繋がり”よりも優先順位が先に来る物事が増えていくから。
これは時間がなくなるという物理的な問題です。
もう一つは
大人になれば成る程、経験値が上がり自分で考えられる頭を持つので
意味を見出せない繋がりのデメリットを把握出来るようになる。
ので
必然的に繋がりや群れる習慣を断つ。
簡単に言おう。
自分の人生に必要な人間はわずかしかいない事に大人は気がつく。
これは、著者が言っていることと同じで、
物理的な問題でもなんでもない
人間力の問題。
一生気づかない人は気づかないだろう( ´_ゝ`)
で、私は一応カウンセラー視点から話をすると
人が
人と群れていたい。
友達を多くみせたい。
友達を増やしたい。
と思っている時というのは
心が慢性的に不安な時なんです。
不安と一言でいえど沢山意味があります。
でも大抵、不安というものは
社会に対する不安でまとめられるんじゃないかと思います。
将来への不安、人間関係に対する不安、世間に対する不安、環境や状況に対する不安が社会に対する不安と言えます。
死に対する不安を除けば
社会的不安というものは
大人になるにつれ薄れていくものです。
何故なら、成熟度が高い人間は不安や恐怖に対応出来る解決力があるから。
不安感を抱いてもすぐに自分の力で解決する力。
それがまだ未熟だったり
現時点の自分では対応出来ない程の不安だと
親和欲求、つまり、人と繋がりたい、友達を増やしたい欲求が生まれるのが人間なんです。
解決力を持って生まれた人間などいないので誰もが必ずこの親和欲求を抱いた時代というものが存在しますし、
大人になっても尚、親和欲求がある人はまだその時代の真っ只中にいるということです。
ですから、心理学的視点で見ても私は
「友達が減っていくのは大人の証」という理屈に首を縦に振るしかないんですよね。笑
だからといって、不安を抱く事を批判している訳ではないです。
ただ、何に不安を抱いているのか明確にし自分自身把握する必要はあるんじゃないかな、とは思います。
そうでないと、いつまでも解決力のない大人のままだから。
私自身、友達が欲しい。友達を増やしたい。群れたい。
そう思った時代がありました。
今思えば不安に苛まれた日々の中で抱いた感情だったと思います。
今は、親和欲求はありません。
親和欲求ピーク時代こそ、
友達に酷いことをされても「謝っているから許そう」と、許すことが優しさだと思い込んでいたけれど...
友達とは呼べない友達も友達と呼んでいたけれど...
今は、友達に対し間違ったことをする友達はいらない。と断ち切っています。
薄情と言われかねませんが、そんな他人の言葉にいちいち反応している程”独り”を恐れていません。
それに、許さないことは優しさでもあり、強さでもあることを、生きてる中で学んだから親和欲求はありません。
仲間を作ることよりも
自分自身が強くなることの方が
生き抜く上で必要なことだと学んだから親和欲求は生まれません。
弱いままでは
守りたいものも守れない。
守るべきものさえ何だかわからない。
こんなコラムを書いていたら
先日あさイチ!という朝の情報番組で
「繋がらない生き方」が注目されているという特集を組んでいました。
私が書いていることとリンクするので掲載させて頂きます。
まとめがこちら▷▷あさイチ!繋がらない生き方特集
この私の記事を読み、ズキンと来た方は
自己啓発がてらに読んでみるといいと思います。
PS
このブログを読んでくれている方々は
私を情報源として必要な人なはずです。
私の配信する情報をみていたい。
私と繋がっていたい。
私に相談して解決力をつけたい。
そういった方々の手を
これからも引っ張っていけるよう
私自身学び努力し、精進し続けていきたいと思っています。
室橋歩美