正直・・告白されるとはおもってませんでした。


相手から、好意を感じてたのは事実です。


だけど、まさか実習最終日にコクられるとは思ってなかったですよ!


実習生仲間の間では、彼の気持ちはバレバレだったよう・・。


私が気づいたのは・・「査定授業」(成績つけられる授業)が終わってから。


やっと自分の周りを見渡す余裕ができてから?


鈍感ですね・・・。


気づいたら、「もしかしたら・・?」とか思う行動を彼がとってました。


確かに、「いい人」だと思いました。


ちょっといいなと思ったのも事実です。


でも、彼の気持ちをなんとなく感じて、私も考えました。


彼のことを「友達」として見ていたのか、「男」として見ていたのか。


ただ淋しくて、つらくて、あの人・・ハルの代わりに頼っていたのか。


そんな気持ちで人に頼ってたんだとすると、最低だなと思いました。


彼は、


  「2週間という短い間だったけど、 私と話していて楽しかったし、いいなぁと思った。

   だから、実習と共に終わりにしたくなかった。

   これから私をもっと知りたいと思ったから、こういう形を取ったんだ。

   びっくりさせてごめんね。」

こんな風に言いました。



卑怯な私は、彼に最近の恋愛なんか話してませんでした。


まぁ、あんなややこしい話、滅多にしませんけど。


だから、その日、彼に告白されて初めて、


「実は忘れられない人がいる」とハルとの話をしました。


途中略しながら、とりあえず最近「結論」が出て、再び失恋したのだということ。



だから、あなたのことが「好き」かどうかわからない。

いいなと思ったこともあるけれど、それが「友達」なのか「男」なのかわからない。

とりあえず考えさせほしい


そう答えました。