不条理 | 音楽と猫と日常










世の中というものは、不条理なものだ



















自分の欲望、願望、怠惰な感情


これらを差し引いてもなお、不条理にできている























こちらが何も動いていなくても、時にそれは向こうからやってくる



















自分の力では止められない、受け止められないものが、向こうからやってくる























人には言えない そんな気持ちを

たまには歌ってもいいじゃないか
























贅沢をせず、わがままを言わず、真っ直ぐに見つめていても

首をかしげたくなる現実に出会う事もある




















どうしようもなく力が抜けて

心臓の鼓動が抑えきれなくて

何かに支配されているような気になる時がある

























希望と絶望の狭間を生きている


人間はきっと、みんなそうなんだろう























きっと、みんなそんなに強くない





















ただ、平等というものは言葉だけで

現実には人間にとって、ありえない事だとわかっている
















なぜなら、万人が平等を手に入れれば

それは自分でも他人でもなく

ただの不動の塊だという事になるから




















誰一人 努力をせずに

誰一人 何も生み出さない


違いもなく前進もない















そんな事にならないよう

世の中は不条理にできているんだ























現実に呑まれながら生きて行くのか


現実を掻き分けながら生きて行くのか


現実を自分の外側に追いやるのか











だいたいの人は選ぶ権利を与えられている





















納得したなら眠ればいい


納得できなければ辞めればいい















とんでもなく悪い事があるとするなら

納得できずに眠らない事だろう?























選択したなら責任を持つ事


きっと、そのほうがいいんだ





















大丈夫 そんなに恐くない









きっと、そんなには恐くない