久々に会った友達宗子は変わり果ててしまった


なんか悔しくなってきた

宗子は誰が見てもヤバいやつになって

でも本人はそれで幸せだって


本当に?本当に幸せなのかな真顔


私「辛くてどうしようもなかった時(共通の友達の)〇〇ちゃんには相談した?てか私だって話聞くくらいできたのに。もっと友達頼ってくれれば…」


宗子「でもね、なんたらかんたらでなんたら」


私の話よりも勧誘のほう大事なんだろう。

必死に本を読み聞かせてくる


私「〇〇ちゃんにもこんな風に最近会ったの?」

宗子「…」


ピタっと話すのやめた

そして黙ってた


あぁ同じように勧誘して縁でも切られたんだろう

しばらくして

宗子「会ったよ、会ったけどなんかねー」
と不満そう

私「今目の前にいる人が嫌な気持ちなの分かる?
〇〇ちゃんもそうだったんじゃないかな。」

宗子「〇〇はもういいから聞いて」

また本を読み出した

お前が話を聞けムキー

私「友達失っても幸せなの?私は違うから帰るね」


お会計してお店を出た

周りの注目を浴びながら笑い泣き

もーホント嫌だ


でもこんな風になる前に助けられなかったことも
すごく悔しいし、前の友達にどうしたら
戻るのかな?
このまま説得したら変わるかなとか
考えながら会計してた


宗子は慌ててついてきた

そして私に言った


つづく