いじめは【なくなる】のか? | 自分らしさを追求する女性セラピスト  Hitomiのブログ

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女治療家ひよっこダンサーがお伝えする「できる女」の作り方

最近、中2のいじめ自殺が問題になっています。

何が問題になっているかって、【教師】の対応のまずさがどうとかいわれて悪者扱いされています。

さて、考えてみてください。

いじめって、なくなると思いますか?

「いじめをなくそう!!」

そんな「前向きな言葉」って、本当に問題の本質を捉えて改善させようとしているのでしょうか。。

わたしは、いじめ「られる」側には大きく分けて2パターンあるのかなと思います。

1つは、「言われても言い返せない、いわゆる弱いもの。(障害があるなども含む)」に対して
その子よりは強い立場の者がやるいじめ。

もう1つは、「自分にない者を持っている者に対して、ねたんでいる」いじめ。

そして、いじめる側にはたった1つの共通項があります。

それは、「複数」であること。

つまり、人数をそろえることによって、相手がどんな人でも自分側が
「強者」になることができるのです。


だから、
・いじめる側が悪い?
・いじめられる側が悪い?
・先生が悪い?
・いじめを放置していた保護者や友人が悪い?

例えば、いじめを苦にしての自殺者がでた。という結果に対して

…いったい、誰が悪いのか?


…誰も、誰も、悪くはないんです。
(あえていうなら、イジメ首謀者は悪いんですけど)

いじめる側は、仲間がいるからよけいにおもしろがってやるし、エスカレートします。首謀者がいると、周りは同調します。そんなものなのです。

そして、この最も悪いところが
いじめそのものが目的化することです。

どういうことかというと、
初めは「あいつが、おかしい」「気にいらない」で
始まったのに、複数でやることによりエスカレートして
だんだん「おかしい」とかどうでもよくなって「いじめること」そのものが目的になる。

今回も、「教師がおかしい!」
「そーだそーだ!」
の構造になってません?

大人数で強い立場からよってたかって教師イジメしてるでしょ?

ジャイアンは、いじめっ子でしょうか??
(一往スネ夫という腰ぎんちゃくがいますが)
ジャイアンが「あいつがおかしい」というと
スネ夫が「そーだそーだ!」という。


©️藤子プロ・小学館  ドラえもん公式サイトより引用

ジャイアンは、ガキ大将です。
1人ででも、自分が気に食わなかったら弱い相手をボカッと殴って欲しいものを手に入れます。

でも、集団で1人の人間を集中してネチネチ意味もなくいじめることはしません。

一側面からみたらいじめっ子に見えるかもしれないけど、そうではない。ただ「暴力で問題解決する子」なのです。

一方、わたしは小学校で
・根回しされて、遠足のお弁当を食べるメンバーから知らないところで外されていた(遠足前に発覚しクラスを巻き込む事態に)
中学校では
・ある日突然グループのメンバー全員から無視される
なんと大学でも同じようなことがありました。

これは典型的ないじめられっ子ですね。

わたしのいじめられパターンはおそらく後者です。

漢字テストを見せたり、体育の授業の後に無視が始まる。笑

中間テスト後に急にグループから外される。笑

あぁ、わたしは安易に成績を人に見せちゃいけないんだ。(5教科平均で96点とか取っていましたから)

あとは、引っ込み思案タイプで小さくて細くてとってもおとなしかったです。見た目だけだと全く運動できなく見えるみたいで、クラス替えがあった年のソフトボールのチームを決める取り合いジャンケンで1番最後まで残ってました。(翌年は、真っ先に取られました笑。ソフトボール、上手いので。)

この、取り合いジャンケン、
捉えようによってはイジメですよね笑
代表者がジャンケンで強い者や好きな人からチームに加えていくんだから、フェアじゃないよね。

と話は元に戻して、要は
・ガキ大将がいる
・腰ぎんちゃくや取り巻きがいる
・1匹狼がいる
・いじめられる子がいる
・いじめ首謀者がいる

コミュニティーができると、こういう構図ってできるもんです。

会社だってそうです。

首謀者が小さな会社を集めて力を大きくして
他の組織に対抗したり

この集めるときに外されたら、立派なイジメですね。

高齢になってきた人や実力不足の人からリストラしていく。
これもある意味イジメですよ。でも仕方ない。
会社の存続のためですから。

おとなになったってある。
こんなのもあるらしい。ママ友いじめによる自殺


じゃあ、イジメに対して我々大人は何を子どもたちに教えていけばよいのか?

・・・


それは、

『生き抜いていくこと』ですよ。
何があっても、「死んではいけない」ことですよ。

スネ夫は、ジャイアンの腰ぎんちゃくをすることで
「自分の身を守っている」のです。

イジメに加担するでもなく、スルーしている人も
「スルーすることで自分の身を守っている」のです。

イジメる側も、複数を味方につけて
「自分の身を守っている」のです。

そう、すべてはサバイバル!!

だったら、イジメられ側はどうやって身を守る?
どうやって生き抜く?


それを社会で、コミュニティーで教えてあげなきゃいけないです。『生き抜く術』を。

これのベースは、やはり「親」

大人はまだしも、子どもの場合はしかるべき時期に、親から愛されている、守られている安心感がないと

心は簡単に崩れ堕ちてしまいます。

・逃げてもいい
・1人でもいい
・付き合う友達を変えればいい
・学校に行かなくてもいい
・やり返してもいい
・先生に訴えてもいい
・親に訴えてもいい
・警察に飛び込んでもいい

逃げるのも、1人でいるのも、相談するのも、
不安です。ストレスです。

それを耐えぬく土台となるのが、子どもの場合は
「親からの愛されてる感」なのです。

言葉ではない。体感です。

これを書いていると

…どんな些細な瞬間でも、

親が子どもを突き放すのは、罪なことやなぁー
(あくまで「子ども」年齢の期間はね)

と、思ってしまいました。


ちなみに私はこの揺るぎない安心感のおかげで
・サッカーボールを蹴って顔に命中させてこっそりお返し(こっそりじゃねぇ!笑)
・男の子をメイン友達にした
・表立ってないけど味方になってくれる女の子がいた
・付き合う友達をあっさり変える

などの、対処をしておりました。
自分は何も間違っていないという自信があったんです。(むしろそういう人に流されないところが首謀者は気に入らなかったんでしょうけど)

誰でも、どの役割にもなりうる。
いじめっ子がイジメられっ子になる可能性。
自分がイジメられる可能性。
自分が、スルー側になる可能性。

だから、どこに行っても


「生き抜けること」



が一番大事なんですよ!


結局言いたいことはそれだけでした!

では!


Hitomi