プロってなんだ? | 自分らしさを追求する女性セラピスト  Hitomiのブログ

自分らしさを追求する女性セラピスト  Hitomiのブログ

女治療家ひよっこダンサーがお伝えする「できる女」の作り方

おはようございます、Hitomiです。

今日は、少し「プロ」という言葉について疑問を持ったので色々と考えてみました。

わたしは、そしてわたしたち作業療法士・理学療法士は

間違いなく「プロフェッショナル」です。

「プロの○○です。」というと

おお!すげー!! 

みたいなイメージになるじゃないですか。
少なくとも、わたしはそんなイメージを持ちます。

プロ野球選手!
プロゴルファー!
プロサッカー選手!

でも、

プロの医師です。とか

プロの理学療法士です。

とか

言わへんやん。

プロの建築士です。

とか、
プロの税理士です。

言わへんやん。(言う?)


じゃあ、プロ=プロフェッショナル  てなんだ?

調べました。
おなじみWikipediaからだと

プロフェッショナル (英:Professional)、略して「プロ」は、本来の意味は「職業上の」で、その分野で生計を立てていることを言い、「公言する、標榜する」が語源である。

つまり、その分野でお金をもらって生計を立てているということなんです。

だから、アマチュアのスポーツ選手とかが「明日からプロになります」となるんです。
スポーツ選手は、企業や協会など色々とあるのでハードルは高いと言えますが

変な話、明日からプロになります。=明日から自分のこの分野で生計を立てていきます。
ってことなんです。
一定の基準をみたしてるとかそういうんじゃないんです。

一方

医師とか、理学療法士などの専門職種、有資格者は

言わずと知れた、プロなんです。

その名前を持って従事しているだけで、一定の基準を満たしたプロなんです。

わざわざ頭に「プロ」をつけなくても認められているプロなんです。

でも、それが故に「プロ意識」抜けていませんか?

先ほど、「その分野で生計を立てていること」とありましたが、日本語でのプロには
以下の意味も含むようです。

1ある分野について、専門的知識・技術を有していること、あるいは専門家のこと。
2そのことに対して厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者がそれを認める行為を実行している人。
3ヤクザを意味する隠語。
4複数のグレードがある場合、比較的上位バージョンにつけられる

3はここでの話に関係ないので触れません。

つまり、①専門特化している(言い換えればスペシャリストの意味)
②その分野に厳しく取り組んで、周りも認めている
③グレードが高い

の意味を含んでいるので

おお!すげー!!

と思うわけです。


でも、よく考えたら「プロ」というのは
その分野でお金をもらっているということです。

その分野でお金をいただいている以上、
その分野の商品・知識を、タダでもらおうというのは反則です。

こっちも、タダで放出するのは(ビジネス上の戦略としては別ね)
その分野の価値を下げることになります。

特に、医療従事者は頭にプロがついていないこともあって
「自分の持つ価値」を考えていないことが多いです。

「プロ意識」は持つように教育されるんですが、
「プロ意識」=専門職としてきっちりしたものを提供しなきゃいけないと
技術研鑽して日々努力すること
だと勘違いしています。(それも間違いではありませんよ)

違います。

プロ意識は、自分の商品や知識に「価値」を意識することです。
その、「価値」を磨く手段が技術研鑽や日々の努力であれば問題はないのです。
価値を高める必要があるのは、『価値をつける』こと自体は、あなたじゃないからです。お客さんだからです。

価値を感じてもらえなくなったら、その分野は終わります。

昔、衝撃を受けた文章があります。
『医者は我々(理学療法士や作業療法士)をハムスターの回し車と同じように思っている』
かなりの大御所の方が書かれた文章ですよ。
{747F091F-F25F-4C46-91D6-AB7414A070BB:01}


それだけ、同じ医療者側からも価値を感じてもらえていないこともあるのかと、その時は衝撃でしたね。

頭に「プロ」とついていないプロの人たちへ

あなたの分野、安売りしていませんか?
また、価値を感じてもらえる努力、していますか?


P.S.
実はプロについてこんなことが言いたいのではなかったので、笑
また、続きかきます。。汗

Hitomi