私は、わたしを生きていただろうか。

人の顔色を伺い、嫌われないように、目立たないように。

もう、そんな生き方をやめる時が来ている。

覚悟する時。

腹をくくる時。

そんな時が来ている。

ちゃんと愛される覚悟。

ちゃんと嫌われる覚悟。

いつも彼からの電話は待つばかりだったけど、どうしようもなくなり、1年ぶりくらいに私から電話をかけた。その時は出なかったけど、1時間半くらいしたらかけ直してきてくれた。私から電話して良かったんだね!?

いつだったか、私から電話するのは凄く緊張する。電話するのに悩んだと言った時、彼は笑いながら、そして少し呆れながら、そんな悩む時間あるならかけてこい。出れる時は出るし、出れない時は出ないからって言ってくれた彼の言葉を忘れ、信じられず、私を支配してるのは、彼の重荷になっちゃいけないということだけだった。そんな風に思ってる自分が惨めで哀れに思えた。

そんな自分とサヨナラするんだ。