猫息子君を埋葬するため、助手席に亡骸の入ったキャリーを乗せた。



運転しながら初めて、会話らしい会話(客観的には、子猫の亡骸相手に独り言をほざく不気味なアラフィフ女)をする。



「言い訳だけど」


とか


「先があると思ったから」


とか


「お世話で精一杯だった」


とか


「お世話しながら(💩や砂を飛ばすなとか)ぶつぶつ文句言ってごめん。」


「人間ができていないば飼い主が最低なだけで、君はいい子だった」


「ホントにいい子だった」


「猫娘は9年間、ば飼い主の理不尽な愚痴や文句を受け止め続けてる」



「今さらだけど君のことは好きだった」



「だからこそ、猫娘が不調であるのを押して家に入れた」



「あの時」






「なんで今?」


「そう思ったのは確か」


「だけど」




「出会ったば飼い主を通りすがりの哺乳類としか認識せず。」


「こんな小さい体でカラスから身を守りながら

現実を受け入れていた」



「憐憫でも母性?本能でも義務感でもない」 


「生後2ヶ月半の君に敬意を持った」


「君を迎えたことに悔いはない」


「出会ったことに悔いはない」


「生きているうちにうちの子にしてあげられなくてごめん」


「病院に、猫娘のかかりつけ医に」


「一食食べない時点で病院に…。」


「助けてあげられなくてごめん」







「又生まれておいで」


「待ってる」


「大好きだよ」