9月にバンクーバーに旅行に行ってきました。
去年、セブにプチプチ留学してなんだか一人旅にハマってしまい、今年も一人で。
去年は学校というコミュニティーがあったから安心だったけど、今回は完全一人でということにチャレンジといったところ。
本当に色々と運の悪い星のもとにある上、おっちょこちょいな性格なので、どんだけ珍道中な旅になるやらと思いましたが、案の定色々ありました。笑
でもとっても楽しかったので、思い出日記!(自分用)

<9/14>
まず成田空港へ行くところから失敗ショック!
京成本線で行く予定がなぜかスカイライナーに乗ってしまい、料金倍に・・・!
でもかなり快適&早くついて空港でのんびりできた♪
日本最後の食事はねぎとろいくら丼。割り箸ホントはパンが食べたい気分だったけど、最後になるかもしれないので日本食にしておきました。笑
でもおじさん&おばさん団体に座っていた席をのっとられ、一人って肩身狭いなと感じる・・・

飛行機搭乗直前まで仕事のメールとか電話してバタつきながらも、他の人たちに色々対応してもらって無事出国!飛行機
・・・と思ったら飛行機がなかなか出発せず。
検査すべき荷物がどこかの飛行機にまぎれたらしく、成田空港第2ターミナル全ての飛行機が飛び立てないトラブル。さらに自分の乗っている飛行機から急病人がでてさらに遅延。苦笑 さらにさらに、牽引車が足りずに待ちぼうけ。結局2時間近く遅れてやっと出発しました。^^; ずーっと機内に閉じ込められていたので既に足が痛かった。

成田空港からバンクーバー空港まで9時間ちょっと。
私、こんなに長いフライトは初めてでしたが、映画観たり音楽聴いたり、爆睡したり。
行きの飛行機は体力的にも精神的にも落ち着かなかったかな。あせる

そうそう、一人で来ている(?)人をちらほら見かけました。
バンクーバーは一人で歩いていても全然おかしくないし、国籍問わないから、日本(アジア)人も暮らしやすそう。今まで行った他の国の観光地で歩いていると、ほとんどの場合日本語で話しかけられるけど、バンクーバーでは必ず英語だし、私の見た目だけでは日本人観光客だと思われないようです。それだけ色んな人種の人が存在しているって感じ。

バンクーバー空港に着いて、旅行会社の現地の係員さんが出迎えてくれました。(ホテルまで車車で送迎付きだったので。実際は送迎いらないくらい簡単に電車でダウンタウンまで出れます。今回予約したのが出発の15日前くらいだったので、安い飛行機&ホテルのパックが空いていなく。でも安心だし、時間を有効的に使えました。)
普段はお客さんが20~30人くらい一度に到着するらしいですが、その日はなぜか私一人だったので、ホテルに着くまでの車中、バンクーバーの色んな話を教えてくれました。メモ

・一人で歩いてもOK
・デパートのサーモンはおいしくない
・経済は林業・漁業・観光業がベスト3
・バンクーバーにいる日本人、中国人
・家はガラス張りで光を吸収しやくすしている(冬の日照時間が短いため)
・地震、災害(台風)がないので、世界で最も住みやすい街と言われている
・住みやすい街なので浮浪者も生活しやすいようで、彼らのための施設や炊き出しなども充実。
 (助け合い精神の強いカナダ人は、浮浪者にお金やタバコをあげたりなど結構するらしい)
・おいしいお店情報

係員さんはとても親切な人でした音譜

30分ほどでホテルに到着。
わたしが泊まったホテルはHastings St.沿いのルネッサンス・バンクーバーホテルでした。
女子一人旅なのでホテルはそれなりのところにしました。^^ ランク的にはAランクくらいかなぁ。
チェックイン(空いていれば時間前でも入れてくれる)して、部屋に入ってビックリ。

部屋がツインじゃーないですか!目そしてオーシャンビュー!船
一人で使うのはもったいない・・・!誰かくればいいのに!ていうか、来て!あせるって思いました。笑

ひと通り準備したら、いざ観光!アップ
富士登山、さらに続きですー

9合目で「命のカレーうどん」を食した私たちは生き返り、元気が出てきました!
さらに雨も少し弱くなったりやんだりして天気もマシになってきた。

13:00 9合5勺に到着。いやーもったいぶりますなぁ。
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ここで再び色々話をしたり写真撮ったりする元気が出てきて、メンバーの写真をパチリ。
過酷さがにじみ出ている写真になりましたので載せませんが。苦笑

地面はほぼこんな感じ。これが場所に酔って粒が大きかったり(岩)、小さかったり(砂)。
火山なんだなぁと実感します。
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14:30 ついに!!到着です!!山頂まで登りきれましたよ♪
しかも頂上についたと同時に・・・・晴れたーー(*´∀`*)
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でも数秒後にはこんなん覆われます。苦笑
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なんかもう、ここ数年味わったことなかった久しぶりの達成感でした。
普段から特に運動もしてないし、登山も高尾山程度しかしたことないですが、なんとか到達できました。
一言で言うと、楽しかった!!
二言言っていいのなら、猛烈にしんどかったけど楽しかった!!
4人で大はしゃぎしました。笑

わーい!(´▽`)(若干疲労が出てます。)
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ここからお鉢巡り(火口の周りを一周すること)ができるらしいのですが、もーーそんな元気なくって。
でも火口は見てみたいので、今度登った際は挑戦したいと思います。^^
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そして憧れだったコトを実現!そう!
♪富士山の上でおにぎりを~♪

みんなでパックンなう。(おにぎり食べ終わってパンかも。。)
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最後に共に乗り越えてきた4人で記念撮影!浅間大社奥宮にて
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なんか、ココで結婚式やる人もいるらしく(!)、登山道とは別ルートのトラクターで上がってくるってウワサ。
途中、トラクターの車跡を何度か発見しましたが、その度にいちいちざわざわしてました。(特に意味はない)

実はリーダーが高山病になってしまったので(歩けるけど激しい頭痛と吐き気でご飯食べられず。スポーツマンなのですが以前もなったらしく、これは本当に体質みたい)、あまりウロウロはせず写真とご飯だけチャチャッと済ませて30分程で下山開始しました。なので日本最高峰石碑では写真撮っていません。
ま、次回の目標があったほうがまた行く気になるしね。^^


下山ですが。これがまた大変だった。というか下山の方がしんどかったかも。。
富士宮口ルートは登山と下山のコースが同じです。だから来た道をひたすら戻ります。
天気は回復して比較的晴れのなかの下山だったのでそれはとても良かったのですが、足(特に膝とつま先)が痛くて痛くて。果てしなく傾斜なのでセーブしながら降りるし、足元は悪いし、滑るしで。
登山は目標があるからいいけど、下山は自分のしてきたことに責任持てよって言われているような感じよね。^^;
天気には恵まれたので、登山時にも晴れていたらどんなにステキだったか・・・と思いました。ま、頂上で晴れたからイイけど!・・・体力的な面でもう少し楽だったと思います。

晴れているから気がついたよ、万年雪!
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途中、雷が聞こえてすごく怖かったですが、そんなに近くではなかったみたい。(暫くの間はどっかでお祭りでもやっているのかと思ってた。笑)
私は比較的運の悪い星の下生活なので、山中で雷が来たらきっと自分に落ちるだろうという予想がありまして。。
今回の私の本当に起こりえる恐怖、高山病と落雷直撃はなんとか無事でした!

日も暮れてきてまずいなーと思いつつ、足が痛すぎてなかなか前へ進めず、でもトイレにも行きたいし、という過酷な感じで下山をしてましたが、ついに日が暮れて、途中からヘッドライトひとつでひたすら列を作ってロープを辿って暗闇を下山しました。苦笑 めっちゃスリリングでしたよ!星が明るく感じるくらい、本当に闇でした。

山の下のほうになってくると、ご来光を見るために登山する人たちとすれ違いました。
よくもまあこんな寒い中、暗闇を登るなぁとひたすら感心です。。
山に慣れる前からヘッドライトつけて暗闇を、そしてあの岩場を登るなんて本当に大変そう。汗

同じ道ということもあり、下山途中、登りのことを色々思い出しながら帰れました。
普通の洋服で来ちゃった人たちは到達できたのかな?
7合目あたりで出会ったおばあちゃんたち(84歳がいるって言ってた)は、あの雨の中大丈夫だったのかな。
山小屋のトイレで一緒になった外国人の団体さん、ちゃんと泊まれてるかな。
8合目の滝修行は面白かったなーとか。
とか。
これはこのルートならではの楽しみかもしれませんね。

20:00 ついに新5合目到着。長かったー!
予想より3時間遅れで下山。残念ながら温泉は諦めました。(日帰りもうやってないし。苦笑)
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景色や自然はもちろんですが、人にとって何が大切かとか、色々なことに感動して本当に充実した1日でした!
これは一緒に行ってくれた人たちが素晴らしかったからだと思ってます。
また・・・・登りたいな。多分・・・きっと・・・。^^;
富士山、またね。
富士登山の続きですー

6合目を過ぎてからだんだん雲の中に入ることが多くなり、ポツポツと雨が。
さっきまでのお天気はどこへやら。
雨がひどくならないうちにと、早々と雨具に着替えました。
(まー、その後結構早い段階でひどくなってしまったのでここで着替えておいて正解デシタ。^^;)

話には聞いていましたが、富士山の天気って本当変わりやすくてビックリ。
ホントに10秒ごとに変わったりするんです。マジです。
晴れてて綺麗が空なので写真を撮ろうとカメラを準備している間に、一気にぼわわーーんと雲に囲まれ、シャーって雨が降り始めたり。^^; 雨も上からとは限らなくて、横からとか下から飛んでくる。ありえない天候が面白かった!

ということで霧雨~雨~豪雨、時々晴れ。を繰り返し、
7:25 新7合目到着。
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この時点で少し寒くなってきました。
でも雨具を着ているので全然大丈夫なのですが。でも時々普段着で登ってきちゃった感じの人たちもいて、その人たちはだいぶ寒そうだったな。富士をあなどってはいけませんね。

そしてー!3000m到達!(´▽`)
植物はほとんどなく、こんな感じの岩場を登って行きました。
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次は8合目かと思いきや、元祖7合目って場所でした。ナンダソレ。笑
確かあまり溜まり場がなくって、写真を撮り忘れてしまいました。
そうそう、富士山の山小屋って○合目ってところに1つ(2つのところもあるみたい)あるんですが、宿泊者じゃないと中に入れないんですよ。豪雨だろうがなんだろうが、山小屋の店員さんが入口で見張っています。笑
なので宿泊しない人は屋根もない外で休憩します(雨に打たれながら!苦笑)。といってもベンチ的なものもそんなにないので、立っているだけです。でも、平らな場所にいられるだけでもだいぶ休憩になるので、みんな山小屋の周りに溜まります。それくらい、ずーーーーーっと岩場の坂道でした。(登山道でもだいぶ頻繁に横にそれて休憩してました)


元祖7合目~は足元も傾斜が急になってきたり(よじ登る系とか)、さらに雨がかなりひどく継続的に続いて、結構必死でした。ここからは写真撮っていません。撮る余裕がありませんでした。^^;

10:00 息も絶え絶え撮った8合目。とりあえず撮った感満載。苦笑
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8合目はあまりの豪雨で、山小屋の屋根から流れ落ちる滝のような雨水が登山者が腰掛けられる場所を直撃していて、滝修行みたいになっていて誰も座れない(笑)という、面白さいっぱいの地点でした。これは今思い出しても笑えます。でも当時は登山時も下山時もかなりしんどくて爆笑する体力がなかったので、ふふふとだけ笑い、心の中で大爆笑しました。

そして8合目~9合目へ。ここが一番しんどかった。。
このあたりになると空気が薄いと実感できました。深呼吸しても全然肺が満たされない感じ。
頭もぼーっとしていて、頭痛に発展する一歩手前とちょっと頭痛を彷徨っていました。
きっとこれがひどくなると高山病ですね。
高山病は一度症状がでると治らないそうで、治すには、酸素の濃いところに行く=下山 しか道がないので絶対になりたくありませんでした。呼吸のコントロールは管楽器をやっているのもあり多少上手くできると思う(以前スキューバーダイビング中に体験した。苦笑)のですが、頭痛持ちの私は頭痛が最大の敵で(変な話、月1イベント時も貧血で体内へ酸素を運んでいるヘモグロビンが少なくなるため軽い酸欠状態になるらしく頭痛が激しくなり、鉄剤を飲まないとやっていけない)、HPにも頭痛持ちはかなりなりやすいと書いてあったので今回一番怖かったです。
私は元祖7合目くらいから酸素缶を使い始めました。(友人たちは新5合目からすでに使用してましたが、本能的に今使用すると後でダメそうと思い、なんとなく決めました。^^;)
使用に関しては色々説があるみたいですが、少なくとも酸素を吸うと頭が少しすっきりして呼吸が楽になるので、私は持って行ってよかったです。(8合目をすぎたあたりから実感しました。)「命の酸素」と呼んで大切に酸素缶を扱っていました。笑

そんな感じで疲労困憊かつ寒くてたまらず、このあたりの記憶はあまりありません。笑
グループ4人で励まし合って登りました。(おしゃべりはほとんどナシ。苦笑)

11:30 やっとのこと!9合目到着。
8合目から1時間半しか経ってないとは思えないほどしんどかった。。
これ、フラフラになりながら通り過ぎ様に撮りました。苦笑
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9合目の山小屋には食事があります。そう、あたたかいものが食べれる!カロリーが取れる!
アーモンドチョコレートという超高カロリーなものを1箱持って行っていたのですが、ここまで来る間に食べ尽くしてしまい、熱量がなくて死んでしまいそうでした。苦笑
カップラーメンを目標に9合目を目指していましたが、メニューが色々あったのでこれを注文。
のちに私たちはこれを「命のカレーうどん」と呼んだ。

こちら、お値段1000円!やす~い!(だって命だもん!)
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ほんとーーにおいしかった。。。

つづく。。