先日から、旅関係のことで書きたいことがたくさんあるのに、話題がそれてばかりでした
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昨日、昨年8月に着任されたバングラデシュの駐日大使が、長崎市を訪れ原爆資料館などを視察した、というニュースが流れていました。毎年の平和記念式典への海外諸国の参加状況は毎年話題になりますが、こうした全く関係のない時期に、自らの意思で視察をされるというのは、本当に心からの厚意だと感じます
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「バングラデシュ」という国を、観光で訪れたことのある方は、残念ながらまだ少ないと思います。
近年では、「途上国から世界に通用するブランドを、、、」というコンセプトのマザーハウス 社など、ビジネスの側面での話題が目に付くようになりました。バングラデシュは、「次世代新興国」として多くの日本企業が注目しているようですね。
そんなバングラデシュで、以前働いていた会社でとてもお世話になった後輩(年齢は下でも、社歴は先輩
)が、昨年6月からJICAの青年海外協力隊員として頑張っています
。彼女の役割は、「観光隊員」という側面からの支援で、日本での職歴を活かしてバングラの政府観光局でPRの仕事をサポートしています。
バングラデシュ観光案内所ブログはこちら
このブログは彼女が個人的に作っているブログですが、頑張っている様子がとても伝わってきます。やはり現地の情報は現地在住の方からの情報発信が一番
ですよね。彼女の記事によると、バンコクから「バンコク・エアウェイズ」が3月27日よりダッカ(バングラの首都)に就航するとのこと。今後、ビジネス、観光の側面でますます活性化が進むのではないでしょうか。
「観光」とは、決して先進国や都会、豊かな国に「物見遊山」に行くだけのものではないですよね。こうした新興国や、日本国内の地方活性化を含め、観光という手段で、国や地域の産業を活性化することは、とても意義深いものだと思います。旅行者にとっても、知り尽くされた国だけではなく、新しい国、人々、価値観、文化に触れることはとても意味があることだと思います
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JICA隊員として新興国の観光ビジネスの支援をすることは、私もかつて漠然と考え、実は一度だけ隊員応募の資料を請求したことがありました
。しかし、一歩を踏み出せないまま、普通に転職を繰り返して今に至ります。。。しかし、この2年間の活動は、今後の彼女にとっても大きな財産になるはずです。「海外に興味がない若者が増えている」といわれる近年ですが、彼女のように頑張っている人を心から応援したいと思います
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バングラデシュが気になる方は、ぜひこちら
をのぞいてみてくださいね![]()
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