特別養護老人ホームに就職して一箇月が経とうとしている。


仕事中はとにかく手元に集中していて、時間が経つのがあっという間。身体を動かすし、失敗のないように(失敗したら事故案件になってしまう)気を張っているので、いつも首から上に流れ落ちるような汗をかいている。更年期障害の影響もあると思うんだけど。


そして、立ち仕事に慣れておらず、帰宅して座ってしまうともう何も出来なくなるので、ここひと月、夕食はコンビニに頼っていました。そろそろ慣れて来たから、また少しずつ料理も出来るようになっていけたらいいなと思っています。


ちなみに昼食はいつも苑食を注文している。安いし、栄養・カロリー計算されていて、結構美味しい。毎回必ず小さなデザートもつくので、それが密かな楽しみになっています。



職場環境は研修が充実していて、ビジネスマナーやストレスケア、アンガーマネジメント、エゴグラムから見る自己分析から介護の専門的なこと等々、いろいろなプログラムが組まれています。


系列の医療・福祉施設を引っくるめた「◯◯会」というのがあって、その会の理念3つを暗唱させられたりもする。


社員教育の賜物か、働いている職員で感じの悪い人というのは殆どいません。給与や福利厚生もしっかりしているし、休みも取りやすいので、いい施設に就職出来たなと心からほっとしている。


ただね、発達障害でADHD、ASDがある私は、職員同士で「馴れあい」の関係になるのが壊滅的にへたくそで、しかも20代、30代の歳下職員も多いので、どうしたらいいかわからずにいる。気にしすぎなのもあると思う。少しは。


利用者さんとも、丁寧語で話すことは出来ても、他の職員のように「◯◯さん、かわいいー!」って抱き締めたり、からかって笑わせたりするのが苦手。これもそのうち慣れてくるかなあ……



と、こんな感じで毎日元気に労働しています。躁鬱の振れは全く感じず、ごく普通に元気だし、ごく普通に凹んでいるので問題なし。


覚えることは山ほどあるし、身体介助は手早く出来ないし、ひとり厳しい上司がいて緊張するし(でも実は尊敬していて、ちょっとだけだけど推している)、人間関係の構築もまだまだだし、ほんと大変。


でも、何もできずに病に倒れていた自分より、今の自分の方が好きです。


2〜3日働いて1日休み、2連休は月に1回のペースで(夜勤が入ってくると、もう少し休みが多くなる)ちょうどいい感じ。


週末の休みは子どもたちと会って、平日の休みはあれこれ用事を済ませたり、ひとりで遊びに行ったり。


今日は久々に何の予定もないので、文鳥を握りながら読書して過ごします。読んでいるのは京極夏彦の「鵼の碑」。


そんな感じで近況報告でした。