孤独と長電話。 | そよkaze

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日々心に浮かんだあれこれを
綴ってみようと思います
残照に立つ気はないけれど立ってるわけで
書けるうちが花と思っています。
お読みいただけたら嬉しいです。

  何だか孤独だ 

こう一人が続くと  

このまま自分の存在自体が 

儚くつまらなく 

やたら自己否定に走ってしまう 

 

そうだ 

友達 

に電話してみよう

 

 お茶の先生をしているF子さんは

きっと週末は 旦那さんと旅に出ているだろうと思って

共通の友人S子さんに電話したら

「そうよ、彼女四国まで行ってるわ」

 ひぇ。四国。新幹線経由かな?

「車で何泊かしながら四国ですってさ。」

「。。。。いいなあ。

持つべきものは 元気でお金持ちで旅好きな亭主だわねえ。」

 

「そうそう。

でもまあ、彼女も認知症のエラい健康なお義母さんを看取る前に

自分が乳がんになっちゃって、苦労したもの。

 

今が一番の花なのよ。」

 

うん。

 

「まあ、私たちお互い一人モンも気楽でいいかも。」

 

それから後は

夕飯時間なのに、そんなもん気にするわけもなし

携帯カケホだから 固定電話が鳴っても どうせ明日来る娘だろうと無視して

一時間ほどおしゃべりいたしまして 気分もすっかり晴れたというわけでした。