新婚なのに女性用風俗にハマって150万の借金をした話

新婚なのに女性用風俗にハマって150万の借金をした話

最愛の人との結婚。幸せな新婚生活。人生最大の絶頂期だったはずなのにーー
目先の刺激と快楽に溺れて、総額150万の借金をしてしまった現役作家の体験記を書いています

Amebaでブログを始めよう!

 

 

前回のお話はこちら

 

 

 
 
ひなたくんとお泊りを予定していた日に2時間の予約を取った。
 
性病になってお泊りを延期したせいで、私たちの間に亀裂が入ってしまっている。
 
こんな気持のまま一ヶ月開けてしまったら、せっかくのお泊りが楽しめなくなる。
 
だから、直接会って、仲直りしたかった。
 
旦那が出張で家を空けているので、自宅近くのハンバーグの店に行くことにした。
 
駅で待ち合わせていると、ひなたくんがやってくる。
 
「ゆう、久しぶり」
 
ひなたくんはいつも通りの私服だが、ビジネス用のバックを持っていた。
 
「今日は仕事の帰りだったの?」
 
「うん。出社の日だったんだ」
 
「なるほど。なんか新鮮だね」
 
雑談しなから、お店までの道を歩く。
 
ひなたくんは口数が少なく、心做しか元気がないように見えた。
 
(やっぱり、DMで言ったこと気にしてるのかな……)
 
思わず、他のセラピストに予約を振り返ると言ってしまったことを心の中で後悔する。
 
お店に到着して、料理を注文する。
 
この辺りでは結構な有名店で、連れてきた友達はみんな喜んでくれる店だった。
 
「どう? おいしい?」
 
「うん。おいしい」
 
カウンター席で横並びだったので、ひなたくんの表情はあまり見えない。
 
少なくともおいしく食べてはくれてはいるだろうけど、反応は薄かった。
 
私は結構食を楽しみにしている人間で、友人や恋人と美味しいものを共有するのが好きだからひなたくんの態度は寂しい。
 
せっかくなら『おいしいね』って笑い合いながら、楽しく食事したかった。
 
だからといって、意見を押し付けるのはよくない。
 
そもそも、ひなたくんも私とのDMのやり取りから、どういう態度を取ったらいいのか迷っているのかもしれない。
 
食事が終わった後は、待っているお客さんもいたため、早々に店を出た。
 
「まだ時間が余ってるから、家に行こう」
 
今の状況でホテルは行けないけれど、少しだけ二人きりになって話したかった。
 
だから自宅近くの店を選んだのだった。
 
「ゆうが良いなら、お邪魔させてもらおうかな」
 
近くの店でケーキを買って、自宅に向かった。
 
***
 
「どうぞ、入って」
 
「お邪魔します」
 
ひなたくんを家に招き入れる。
 
セラピストを家に呼んだのはこれで2回目だ。
 
 
だけど、前回のモネくんの時とは違う感覚。
 
(なんか旦那が出張中に年下のセフレを家に呼んでるみたい……)
 
イケないようなことをしている気分になった。
 
「ケーキに合わせてお茶淹れるね。紅茶とコーヒーはどっちが良い?」
 
「ありがとう。俺は紅茶がいいかな」
 
「わかった。ソファに座って待ってて」
 
紅茶とケーキを持ってリビングに戻ってくると、ひなたくんは少し緊張しながら、部屋を見渡している。
 
「いい部屋に住んでるんだね」
 
「この駅で、徒歩5分に住めるのは結構な贅沢だよね。2人暮らしなのに3LDKだし」
 
「いいな、広くて。俺なんて1Kだよ」
 
「一人暮らしだったら、そんなものでしょ。私だって、旦那が家賃払ってくれなかったら、こんなとこ住めないよ」
 
「ゆうの旦那さんは稼ぎ良いもんね。ほんとにいい旦那さん捕まえたね」
 
「それは否定しない。自慢の旦那だよ。……と言いつつ、セラピを家に呼んでるけど」
 
「旦那さん、病気のことは許してくれてるんだよね?」
 
「とりあえずは……でも、そのせいで体調不良で仕事にも影響してた時期があるから、それについてはちょっと言われたかな」
 
「体調崩してたって言ってたもんね」
 
「だからこれ以上は迷惑かけられない。元から、今月で終わりにしようと思ってたし……
 
こんなことになるなら、さっさとお泊りしちゃうんだったな。他のお客さんにもお泊り先越されちゃったし」
 
ひなたくんの予約スケジュールをHPで確認して、他のお客さんとお泊りの予約が入ってるのを見てしまっていたのだった。
 
「それについてはちゃんと説明させて」