はじめまして綾瀬大という漫画家です。

昨年 カルチャーセンターで東洋医学に触れてから、漢方薬や食事、鍼灸で体調を管理するこの分野にはまってしまいました。

ちなみにこのブログでは、分かりやすく

中国から伝わった医学を和式に「漢方医学」

中国式は「中医学」

総合の呼び方で「東洋医学」、または漢方医学=東洋医学※本によって呼称が違う

はりの呼称、日本式は「鍼」。中国式は「針」

と表記いたします。

 

カルチャーセンターで大枠として東洋医学を学びました。その時 教えて下さった先生が鍼灸師であったため

針の力についても話を聞くことができました。

・病因の中でもストレスが多く、ストレスからなる症状を針で治せるとか

・現代医学では検査でも分からない不調を未病として処方を作り、改善させるとか

・薬とは違い 副作用がないこと

・体が不調だと現れるツボの不思議とか

・針には日本式や中国式、韓国式があり、同じ国でも更に流派によっても技が違うとか。

などなどどんどん興味のある話(ネタ)を頂き

東洋学術出版の「鍼灸学 基礎編」を購入 

とにかく物凄い量の情報量が詰まっていた。

更に針治療に来院される患者さんの話などを聞き

どうして病気になった原因や、初めは皆 一番の原因(要因となった出来事)を隠していたりするのです。

隠すとは、例えば60代の女性で息子夫婦たちと同居し始めたのですが

実は慣れない気づかいでストレスが溜まり結局

「突発性難聴」になったりとか…。でも同居のせいだとは認めたくなくて

先生に言ってくれなかったりとか。

病気の話というか、生活の悩み=ストレス=病因だったりして

それらを治すヒーローを描いてみたくなりました。

しかもごく身近にいる「鍼灸師」で!!

 

今年の2月に鍼灸師の先生に取材を行い、3月、4月でネームを完成させました。

 

しかし、この大事な作品は凄くいい形で世の中に出したかったので

アナログでの漫画作業をいきなり辞めて、

5月から7月にかけてデジタルでの漫画作業をするために、デジタルでマンガを描く

修行(?)を始め。

8月の下旬から再び制作に入りました。

もう9月下旬近いですが

11月24日のコミティア130に向けて頑張っておりますのでお楽しみに!!

 

2019年9月22日

綾瀬大