あやさきんぎょ は 不思議? 二匹目* -9ページ目

あやさきんぎょ は 不思議? 二匹目*

Illustrator 挿絵 装画
綺朔 ちいこ + ayasaki chiiko の
新しいブログです
お知らせ  創作  愛らしいさんなど*



線を入れる






丸ペンの先

軽く紙を傷つけながら

肌面にインクを埋めてゆく感じ







線をつぶす

ティッシュに 少しだけ水を含ませ

転写させる様に掌で押える

肌面に少し傷がないと 程よく記憶が残らない

昔 駄菓子屋で売っていた 水で写す玩具みたい






告白します

自称あやさきんぎょの屋号を名乗る

不肖わたくしですが

今迄のは鯉というか 鮒というか

ちゃんときんぎょを描くの

実は これが初めてだったりします

あまりに好きすぎると手を付けられないタイプだった様で







この絵のもとになっているテーマは

2003年8月 渋谷ギャラリー・ル デコでの三人展

“ 濃縮還元ヲトメ ” で 描いたのが最初

真夏

極めて暑苦しい展示だったことだけは確か






以前 お友達の ëっちゃんが プレゼントしてくれた

最近流行りの mtマスキングテープ

建築用からフィルム迄色々試したけれど

実はこれが 最も丁度良い粘着感であることを発見

一応 一度

足の皮膚に貼って糊を少し弱め しっかり貼る







マスキングを切る

ntカッターステンレスフォルダ+30度刃先

実はこの作業が 一番苦手

でも

相性の良い道具があるから

随分気楽になりました

難点は

マスキングがお洒落すぎて所々観づらいこと






これは背景に

色を入れるためのマスキングなんだけど

抜いたらまた 人や薔薇のまわりに線を添わせ

ぴり

とした線を埋めておく

どうせ消えちゃうこのひとてまで

湿潤やコクは 出たりするものですから



(・!・)ノシ






 “ 不思議な とげ いが 


 ばらてっせん

 わたしを まもって くれるもの

 のみこまれたり しないように

 きずついたり しないように  ”







ターコイズ コンポーズ コバルトブルー

そしてちょっぴりピーコックグリーン

多めの水で たっぷり溶かして

浅草 かなや刷子の平筆

飾りっ気ないけど

なかなか素敵な塗り心地






怖くても



勝負は一瞬





マスキングをはがす

トテモ緊張するけど好きな作業

刺さる程尖らせたピンセットで端を持ち上げ

カッターの先に絡めて

ゆっくりゆっくり引いてゆく

おはよう honey



声かけたくなる






“ ふう。” 

という声が聴こえたような

ヱヱ   勿論。

日焼けのあとの皮膚を剥がすのも大好きです






製作中の手

擦れ防止の伸縮包帯くるくる

ゆびきり手袋よりも 何となく落ち着く様で

そして実は最も重要なのが

iPodと iPhone ネットラジオ

中にはいつも いい音楽がいっぱい





この製作で 一番聴いてたのは

三宅純さん ピナ•バウシュのアレ

Jun Miyake
Stolen From Strangers


レィリオなら

Chante France

でもやっぱりね

湘南ビーチFM



とかいいつつ

菊地成孔さんの音楽だって

LOUDNESSさんだって

ユーミンだって サザンだって

聴いていましたけれども ね ?






そして 額装 

今回は 橙色の台紙に

サインを添えて



おまけの恋太郎とともに

ねこみみさんのもとへ





いってらっしゃい










(・!・)ノシ











〈 あやさきんぎょの挿絵*製作過程 〉
お付き合いいただき ありがとうございます。

この製作日誌は、Twitter と Facebook に、
五月雨式におおくりしたものをまとめたものです。

此の絵は、ご依頼を頂いてから、
お待たせすること◯年余(!)
ありえない気の長さの ねこみみさん に感謝です*
(そして綺朔はねこみみさんの植物写真のふぁん)







さいごに。

マスキングを剥がし、写真を送り振り返ると、
施餓鬼会の時間にあわせるように、
約7年 一緒に暮らした、
金魚のヱキチが旅立っていました。

春頃から食欲がなく 覚悟していたのですが、
初めて描いた金魚と入れ違うかの様でした。

いつか生まれ変わって、金魚のヱキチにまた逢えたら、
海にでも、でいとに出掛けたいとおもいます。









ヾ(ё。ё)人(ё。ё)ノ