とかげのような女でした
ずっととなりにいるとおもって
話し続けていたのは私ひとり
私の掌を掴んでいたのは
彼女の手 だけだったのです
て だけなら だけなら
与えてあげてもかまわない
それは あなたが いつかキット
わたしに飽きて おきざりにするまえに
わたしからこのてを 切り離すため
晴れやかに笑いながら
もうみえなくなるところまで
恋人みたいに ゆびをからめて
わたしは あなたのとなりにいると
おもいながら 遠くへ行って
やっぱりね
て
ほほえみながら
白く透明なあおざめた手
わたしはつくりなおせるから
て だけなら だけなら
与えてあげてもかまわない
†本日の愛らしいさん†
て だけなら だけなら(部分)




