雪、空、光。
いとこが亡くなった。
事故で。
26歳だった。
ちっちゃい頃から私たちは、夏休みや冬休みで集まってはいとこ7人でわいわいしてたので、突然の訃報は私にとって信じ難いものだった。
食事も喉を通らず、仕事が終わると涙が出た。
土日で通夜、葬儀が行われ、やっとすこし落ち着いたが、やはり悲しみはすぐには消えない。
若いひとの死は、辛い。
近しい人たちの悲しむ姿、遺された家族の苦しみ、どうしようもならない現実、とか、目の前に起こっている事実がどれも初めて経験するもので、想像以上の喪失感とやりきれなさを感じた。
まだまだ未来があっただけに、惜しい。
まだ生きている気もする。
死って心臓や血の流れが止まるだけ、肉体が終わってしまうだけで、私たちのなかにいつだって私たちの『そのひと』が存在すると思った。
お兄ちゃんが死んでからお兄ちゃんに話しかけることが増えたし、考えることも増えた。
まだまだ私には時間が必要だけれど、しっかり受け入れなきゃ、と思う。
これが遺された者の使命だろう。
この世に悲しむひとが、ひとりでも少なくなりますように。


