私は、美大も出てないしこんな子どもみたいな絵しか描けないって、ずっとそう思っていた。

だから、Instagramにイラストを載せた時、たくさんの人が見に来てくれて、一つ以上のイイネが押されたことにとてもとても驚いた。

バズるような数はつかないけれど、私にとってはたった一人のあなたがイイと思ってくれた。ハートマークをつけたいと感じてくれた。その事に大きな衝撃を受けた。

私の絵を見て楽しめる人が、一人いるだけで私の絵には意味がある。

実は、私の絵の一番のファンは私自身。

自分が描く絵がどれも愛おしい。

本当は、それだけで私の絵には大きな魅力があったのに。何人もの方から笑顔で褒められても、なかなかそれを受け取れなかったのは、誰より自分自身が自分に自信がなかったから。

自分がこの絵を愛する感性すらも、きっとナルシストなだけなんだと思っていたから。

この感覚は、違う分野でも多くの人が持っているんじゃないかな。

小さなときから他の人と比べられて点数をつけられる。私は美術については割と、５段階評価で５が貰えていたけど、それでもこんなに自己評価は低い。比較の世界にいるだけで、正解はこれだと押し付けられて育つだけで、本当はありもしない正解と比べてどんどん自信を無くしていく。

もしもここを、学校にいかない選択をした子やその家族で苦しい思いをしている人が見ていたとしたら、私はその選択にも応援の気持ちを贈りたい。

人生は自由に描けるはずだから。

学校で学ぶ楽しみも、違う場所で違うものを学ぶ楽しみも、同じように選んで人生を描いていいんだと思うんだ。

私のインスタグラムより転載です(*^^*)

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