神社で祈願をする、本当の意味は | なかいま ~ただこの瞬間を

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なかいま

過去から未来へと、連綿と続く時間の中で、その「中」である「今」を生きる。という言葉です。

なかいまを生きるとは、今この瞬間の自分自身を、全力で経験するということ。

ハムスターのちょびのすけに、常に全力で振り回されています(笑)


明日は大晦日。


一年を振り返る人、新年の抱負を抱く人。



そして新年、初詣にて神社で祈願をする方も沢山おられると思います。


神社で祈願をすることの、本当の意味は、
神頼みをする事というよりも、
神様の前で、真剣に

自分の今現在の

願い、思い

を明確に自覚することではないかなと思います。



安くはない初穂料を納めて、
慣れないことに緊張して、
普段は入れない、
非日常空間である神社の社殿に入り、
神聖な空間の中いずまいをただして、

空間を震わす太鼓の音を聞き、
まるで平安時代を垣間見たような神職の姿を見ながら、
お清めを受け、
神様と対峙する。


木の枝を渡されて、
神様への願いや思いをそれにこめる。


その時に、


ああ、私は真剣に今、これを願っているのか。


真っ先に浮かんだ願いを自覚できること。

それが、祈願をする最大の目的と言っても過言ではないのかもしれません。


何気なく過ぎる日常では、
なかなか自覚することのない思い。


それを、
聖なる空間で、しっかりと自覚する。

あなたの願いを受け止めるのは神様でもあり、
でも、それと同じくらいに受け止めるのは、
願いをこめた、あなた自身でもあるのです。


もし、お正月に神社で祈願をする予定がある方は、
どうか、
一年の抱負をしっかりと心に浮かべて、神様の前に進み出てください。


あなたの素晴らしい一年の、
幕開けとなりますように。




神様は、
楽しい気持ちで訪れてくれたあなたを
神社で楽しみに待っていてくれると思いますよ。


私も神社にて、
神様に願いを伝え、それを自覚するあなたのお手伝いをさせていただきます。


あやでした。