9月11日(土曜日)
さて、私の遡上アメマスハントは今日が最終日となるでしょう。
次に釣りができる頃には、アメマスの産卵が最盛期になり、エッグフライを使えば「誰でも簡単に」1日に100匹以上釣れる・・・それもアベレージで60cmを上回る奴らがバシバシ釣れる状況になってるでしょう。
そしたらこの川は「全国の」アメマスハンターでにぎわいます。ま、モンスター級の「イワナ」が釣れまくる狂喜乱舞の釣り、楽しいに決まってます!!
というわけで、のびのび釣るのは今日が最後かも・・・なんて思いながら、いつもの川のいつもの場所着11時。
私のお気に入りのポイントに着くと・・・ルアーマンが一人、アメマスの溜まっている深みでキャストしていました。
コンスタントに釣りあげているのですが、釣れあがる魚はことごとくスレ。
さらにデカいのが釣れる(引っかかる)と、三脚を立ててセルフタイマーでパチリ・・・
まあ、シンキングのミノーを使って深みに沈ませ、早巻きすれば結構な頻度でアメマスは引っ掛かりますよ。でも、そんなことしたら釣れる可能性のある魚さえ警戒心の塊になり、釣れなくなってしまうのに・・・
この時期によく見る光景。でも釣れないからって、露骨に引っ掛けに走ることもないのにね。しかしながらあれも「引っ掛け釣り」という立派な漁法。まあ、ご自由に。
でもね・・・
食いの渋いこの時期のアメマスですが・・・
・・・スイッチさえ入ればこんなもんですよ。
60cmアップ限定で集めてみましたv(`∀´v)
この時期の70cmアップをシングルハンドで釣ると、1匹で腕がパンパンになりますね。
アシストグリップの付いている私の竿ですが、やっぱりガッシリ握れるダブルハンドの方が断然楽ですね。
でも私はシングルで釣りたいのです。1匹を15分以上かけて釣り、腕がパンパンになって汗だくになってへたり込みたいのです。
「M」ですから v(`∀´v)
この日のヒットフライは…拡大してみてください。
以前、この 「○ワ○フライ(遡上アメVer!)」 を大量に誰かにあげたような・・・
最後にかなりデカイのを掛けたのですが、ややしばらく格闘してバレてしまいました。
かくして私の夏休み、「80cmアップを釣る!!」という目標は達成されませんでした。
次年度に持ち越しです(^^;
「来年もこの川のアメマス達は楽しませてくれるかな?」
彼らは折しも「産卵遡上中」のアメマス。
そのアメマス達を雑に扱う人を見るたび、そんな不安に駆られます。
出来るだけスレでかからないように気を付けてほしい・・・なぜならエラの付け根に針が刺さると、心臓を直撃して死んでしまうからです。(エラの付け根をよく見てください。「ビクンビクン」と波打つ鼓動がハッキリと見えますよ)
出来るだけ持ちあげないでほしい・・・卵が飛び出てしまうからです。
今この記事を読んでいる方、あなたに子供はいませんか?
その子供たちに「淵がアメマスで真っ黒になる」・・・そんな川を残してあげたいと思いませんか?
・・・・私は強く思います。
されど、そんな人間の軋轢も顧みず、アメマス達はこの川で生まれ、この川で死んでいきます。
そう、まさにこの川はアメマスのゆりかご(the cradle)から墓場(the grave)まで、一生のすべてなのです。
そんな事を思いながら、私は「Lally Mullen, jr」の奏でる”コンガ”にのせて、悠久の流れにフライを漂わせます。
・・・何れおとずれる、「強烈な手ごたえ」を待ちながら。