春。
まだ、寒くてマフラーをまいて
指は赤くなったまま向かった
新しい学校。
校門の前で立ち止まって
上を見上げる
高校生
きっと、部活での青春とか
ステキな彼氏とか
そういうのが待ってるんだろうなって
夢みてたの。
そして、学校に入ってすぐ
多分私よりすこし前に来てた男の子と
目があった
同級生とは思えないくらい
背が高くて、大人っぽくって、
すぐに目をそらした
もう一度みた時には
もうそこには違う人がたっていた。
少しだけ残念だった
(また会えるといーな)
そんなことを思いながら
教室へと向かった。
Candyからの投稿