--絢side--
忘れられない笑顔を思い出して
空を見上げた
降り注ぐ雨は涙を隠すのに
心の傷は隠してくれない
約束、守れなくてごめんね
だから願うよ
あんたが空で笑ってくれてること
涙Smiling face
泣きながらわらって。
-―――プルルルルル
「はぃ、もしもし真稀です。・・・・はぃ、-――――。」
ゆっくりと、
ゆっくりと・・・・・
「あ―疲れたぁ―。もーぃや今日は嫌なことばっかりやん!!。」
萩野 絢
ぴかぴかの中学1年生
うふふふ
ぅん。
今日はホンマに嫌なことばっかやった・・。
シーブリーズ思いっきりこぼしたし
廊下でこけるとこ好きな人に見られたし・・・。
部活はしんどいし・・・。
自分で言うけどホント運悪っ!
「あーもー嫌!!」
こんな事言ってるうちに家に着いた。
「絢ぁ~。森さんから電話ー。」
森?
森?
森ってあの
「真稀?ホントに森さんなん?。」
「ぇ?うーん分かんない。森野サンかな森山さんやったっけ?」
鼓動が速くなる。
「・・・・。」
「もしもし森ですけども。」
あの時から止まっていた
運命の歯車が
再び動き出した。



