読んでた小説のワンシーンを引き金に
君の最期を思い出した。
状況から考えて
間違いなく僕が君にしていたであろうあるコトを
ほんとにしていたかどうかが
どうしても思い出せなかった。
しなかったわけがない。
君は自分ではもう何も出来なかったのだから。
なのに。
どんなに深く思い出そうとしても
全く思い出せなかったんだ。
記憶が消えてしまったのか。
それともそのとき
もうひとりの人格が現れて
僕が耐えられなかったであろうそのコトを
変わりにやってくれていたんだろうか。
精神が耐えきれないことに出くわしたときに
ほんとにそんなことが起こるんだろうか。
・・本の読み過ぎかな。
ヒトのココロは
忘れやすいように出来ているらしいから
きっと忘れてしまったんだろう。
そう思った方が
今の僕には、易しい。
僕の中の君の
汚れた部分は
そうやって少しずつ
かき消されていくらしい。