~資料室~
司「はぁ~…編成局長に関する資料、多すぎじゃないですか?」
晴「よっぽどのおえらいさんやったんちゃう?」
ニ「隼也ー!この資料、あっちに運んでー!」
隼「あっ、うん!」
玲「こっちはテレゾンビの資料がある!」
寿「ニャラフォロフィンの?…すごい量の資料やなぁ」
玲「うーん、何でこんなにあるのかはわかんないけど…ちょっと見てみるか!」
寿「わ!うちの履歴書!あっ、崚行のもある」
玲「わっ!杏奈ちゃんのも出てきた!」
杏「えっ、私の?!」
玲「なんでテレゾンビの資料の中にあるんだろう?間違えて入れちゃったのかな?」
陶「テレゾンビというものは…蓄積されたてれび戦士のデータをもとに作られているそうですよ」
寿「そ…そうなん?」
玲「もしかしたら!僕たちの履歴書からのデータをとってテレゾンビを作ろうとしてたんじゃ…」
寿「そんな…!こんなのにうちの個人情報が使われとったなんて、なんとか権の侵害や!」
陶「それを言うならプライバシーの侵害ではないですか?」
玲「たぶんそれだと思う。とにかく、この個人情報の資料は、ここに置いてると危ない」
司「知らないうちに持っていかれるかもしれないですしね!」
寿「よし!これはうちらが持って行こう!」
司「あれ?隼也先輩たちは?さっきまでここにいませんでしたか?」
玲「……この床のマーク、なんだろ?」
司「?…なんか丸いですね」
陶「……それは……落とし穴ですね」
寿「え?!」
陶「前に、てれび戦士が行方不明になるという事件が起こりましたよね。それの真相は、これです。」
寿「そういえば!みんな落とし穴に落ちちゃう事件あったな!えーっと、たしか…」
玲「『そして誰もいなくなった事件』だっけ。」
司「とにかく!ここのあたりには近づかないほうがよさそうですね!」
陶「…もしかしたら、ほかのみんなは落とし穴に落ちたのかもしれませんね」
司「えっ?!」
玲「!!そういえば…僕たち、1回編成局長に落とし穴に落とされたことがあったね…」
寿「もしかして…これも編成局長のしわざ?!」
司「でも…この落とし穴、ふかわ主任が開発したんじゃ?」
陶「確かにそうですけど…今は落とし穴仕掛ける余裕は無いはずです」
玲「でしょ?だとしたら…やっぱり編成局長じゃない?!」
寿「また大天才テレビジョンに現れたんか?!」
司「やばいですよ!助けにいったほうがいいんじゃ…!」
玲「そうだね!…あ、待って。一回、控え室にこの資料置きに行こうよ」
寿「あ…そうやな」
~落とし穴の中~
昌「いたたたたた…」
咲「あっすいません!上に乗ってました」
杏「…ってあれ??ここどこ?」
勝「僕たち…さっきまで資料室にいたはずじゃ…」
マ「でも突然下に落ちるような感じがして…」
崚「ああっ!…そうだ、ここは…落とし穴の中だ!」
晴「落とし穴?」
隼「…あ!そういえば、前に1回落ちたことあったなぁ」
ニ「じゃあ、もしかしてこれは…ふかわ主任のしわざ?」
隼「でも今は調査してるはずじゃない?」
?「やぁやぁやぁ、久しぶりに会ったねぇ、てれび戦士の諸君!」
晴「だっ誰や!」
昌「!!この声は…」
杏「編成局長!どこにいるの?!」
編「この落とし穴のずっと上だよぉー」
ニ「…って、落とし穴はいろんなところに仕掛けられてるはずじゃ…?」
崚「わかったぜ、その場所が!俺たちがあんたに文句言いに行った…あの部屋だろ!」
編「くぅぅ…………」
崚「当たりみたいだな!」
編「でも、残念だったねぇ、君たちはそこから出られないよ」
マ「えぇ?!どうしよう、このままじゃ…。」
~オペレーションルーム~
「本社ニ不審ナ人物ガ侵入シテイマス。」
あ「…!!これは…どうしよう、警備部長!!」
警「これはまずい…不審人物は今どこにいる?!」
出「見つけたらすぐにとっつかまえてやる!」
「……不審人物ノ場所ヲ特定シマシタ。不審人物ハ……
編成局長室ニイマス。」
~スタジオ 衣装ルーム~
朱「…控え室にいなくてよかったの?もし誰か帰ってきてたら…」
結「早く帰ってくることはないんじゃない?調査って意外と時間かかるんだから!それより、どこだろう…」
延「あーっ、見つけましたよっ!てれびちゃんの衣装!」
結「ナイス延命ちゃん!これで復活!」
朱「待ってよ、復活したとしても、音楽とか流したり、カメラ回したりしなくていいの?」
結「あっ!…そっか…よし、スタッフさん呼んでくる!」
タッタッタッ…
朱「みんなピリピリモードなのに、こんなことしてていいのかなぁ…」
延「楽しいからいいんですよ!それに、てれびちゃんまたやろうって言ったのは朱里ちゃんじゃないですか!」
朱「まぁねぇ(笑)」
~社員控え室~
ガチャッ
玲「3人とも、戻ったよー…ってあれ?誰もいない…」
寿「ホンマや!…置き手紙もないし…」
陶「何か仕事を見つけたのでしょうか?」
司「うーん、わかんないけど、とりあえず資料置いときましょう!」
PPPPPPP…
玲「あっ、僕の携帯!」
ピッ
玲「もしもし?……あ、崚行?………え、落とし穴に?!…………あっ、そういえば……うん、…わかった、助けにいくよ!じゃあ、またあとで!」
ピッ
寿「…何て言いよった?」
玲「崚行たち、やっぱり落とし穴に落ちてるらしい。…で、今、…編成局長室に編成局長がいるらしいんだ。」
司「!!」
寿「やっぱり現れたんか!」
玲「で、あの事件のとき、落とし穴の鍵で何とか脱出できただろ?だから、それを何とか手に入れて…」
陶「要するに、みんなを助けに行けばいいんですよね」
玲「そう!」
寿「よし、行こう!」
ガチャッ
航「ただいまー!テレゾンビのデータもらってきたよ!」
玲「あっ、ずびーたち!おかえり…」
真「ちっさい文字ばっかりで読みにくいしわかりにくいんですけど、これを見れば、どういう情報がインプットされてるのかわかるらしいです」
寿「へぇー…ニャラフォロフィンて、こんな情報入っとったんやなぁ……って!今はこんなことしてる場合ちゃう!落とし穴に落ちた崚行たちを助けんと…」
太「落とし穴?それって、ふかわさんが開発したやつ?…なんで今?」
司「事情はあとで説明します、先輩!」
陶「とりあえず今は鍵を取りに…」
玲「あ!そうだ、ずびーたち、編成局長室に先回りしててくれない?」
萌「編成局長室?どこですか?」
航「あ、自分、場所分かるから大丈夫!」
寿「よし!じゃあー…またあとで!」
~廊下~
侑「テレゾンビって、昔現れたことあるんだよね?その時って、どんな感じで倒したんだろ?」
美「うーん、それ…ネットじゃよく分かんなかったね…」
侑「しょーがない、みんなが資料室で調べてくれてるから、その情報を待つしかないね!」
どんっ
侑「わっ!」
美「きゃっ!」
あ「あっ、侑我!美澪奈!」
侑「どっ…どうしたの、そんなにあわてて…ボスも」
出「ヤバイんだよ!編成局長室に、不審な人物が現れたんだよ!」
美「えっ!」
侑「どっ…どういうことですか?」
あ「それが私達にもよく分からなくて!ねぇ、一緒についてきてくれない?何が起こるか分からないし、私とボスの2人だけより安心だから!」
美「わかりました!」
出「よし、行こう!」
タッタッタッ…
どんっ
美「わっ!」
あ「いたた…今度は誰…」
結「ああっ、みんなごめん!でも急いでるんで!」
タッタッタッ…
あ「…結実、何してるんだろ…」
侑「なんか新しい仕事見つけたんですかね?」
~編成局長室~
編「ふふ…ようやく…大天才テレビジョンは私のものになる!」
バンッ
真「そこまでだぁ~!!」
編「!!」
航「もう同じ手は食わないよ!テレゾンビなんて必要ない!」
太「テレゾンビがいなくても、テレビは活気あるものにできます!」
萌「そもそも、どうしてこんなことを…」
編「お前は…8号機?」
萌「?」
太「いやー…8号機じゃないです。本物です」
編「くっ……まぁいい。教えてやろうか。私の野望を。」
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