まっつんの肴場放浪記

まっつんの肴場放浪記

日々の出来事を不定期的に綴ります。
音、旅、食、猫、世界 などなど…

Amebaでブログを始めよう!
栃木の底力

栃木って、なんだかTVのネタなんかで茨城とか群馬とかと競い合ってどんぐりの背比べみたいな事してますが………

断トツですね

県として、かなり魅力の詰まった場所です。
無数の温泉(しかも、泉質抜群の)あり、高原にお洒落あり、美味しいものあり


ってな事で、行ってまいりました

我が愛車、可愛い可愛い黄色のデミオちゃん(マニュアル車)で湾岸線から首都高を抜けて東北道へ!って思ってもうまくいかないのが関東

朝早めに出たのに至る所で、事故渋滞だ

随分、出鼻を挫かれたけどGoogleMap先生にお世話になりながら無事下道を駆使して東北道へ!

まずは、軽く腹も減ったし佐野SAで佐野ラーメンを





サービスエリアのラーメンだけど、麺がモチモチで縮れててなんか凄い美味しかったな



そして、佐野を後にして向かうは 

早乙女温泉(そうとめおんせん)





ここは、温泉天国 栃木の中でも知る人ぞ知るマニアックな温泉

那須塩原や鬼怒川温泉などメジャーどころとは一線を画し独自の路線で今日も営業をし続けております

数多のメジャー温泉と違い、田園風景広がる平野の中にある小高い森の中にポツンと佇んでおり凄い地元感が満載です

入湯料は 1050円と若干高く感じますがそれも相殺できるくらいの泉質でした

ここの特徴は何と言っても硫黄のニオイ+重油のニオイが凄いのです
ガソリンの中に浸かってるような感じ
そして、日によってお湯の色が変わります

エメラルドグリーンの日もあれば、乳白色の時もありそれは行ってのお楽しみ

土曜日なのに、そこまで人も多くなく快適な入浴が出来ました


良いお風呂に入った後は、ご飯ですね

ベタですが、餃子
地元で、絶大な人気を誇る 正嗣

流石、昼前でこんな感じでした



普段は、並ぶ事は絶対にしないですが今日だけは並びます

待つ事10分、入れました

中には、大女将みたいな人がチャキチャキ仕切っていい感じのピリピリ感が漂っておりました

きっと、昔は現役バリバリでやってたであろうお父さんがその大女将(奥さんかな?)からかなり虐げられてて少し可愛そうでしたが
現在は息子さんが、焼きを担当してる模様です

爽やかでスピーディーなオペレーションが印象の方でした



餃子に絶対的な自信を持っている為、メニューは焼餃子、水餃子のみ

白米も、ビールも無しです

潔い

だから、ものすごい回転率ですしむしろ他のメニューなんて置いたら店が回らないでしょうね

そして、価格も秀逸

1人前、6個入ってたったの210円





この、価格と味のバランスが地元の方々に愛される秘訣なんでしょうね

地元の方からの、持ち帰りの注文も相当でした

バランスを考えると最高のコスパですが、私個人的にはやっぱり蒲田の 「歓迎」 が餃子の最高峰ですね

ゴチソウサマデシタ

正嗣を後にし、向かうのは那須高原


以前、塩原温泉の 「明賀屋 本館」




には行ったことがありますが 那須高原の方は初めてです



何故、今まで那須に行かなかったんでしょうね

雰囲気、空気、所在するお店、温泉全て洗練されて最高です


道も雰囲気醸し出してます




パン屋のテラス



ここの、パンの美味しさは今迄食べた中でも
有数のもの


路地裏も、まるで北欧かと思いました






そして、全国のCafe従事者からの注目度も高い 「NASU SHOZO CAFE」




Cafeには、そんな興味が無いですがそんなに大注目のCafeならということでチェック




スコーン2つと、アイスカフェオレで1000円くらいと意外と良心的な値段でした
スコーンもこのイチゴジャムもとても美味しかったです

中は、確かに落ち着く雰囲気でシンプルながらお洒落で洗練された感じでした


心もお腹も満たされたところで、最後に身を清めに参ります

那須高原を登ったところにある最初の温泉

「那須湯本温泉」

今回は松川屋と言う、絶景の見える露天風呂がある宿に立ち寄らせて頂きました

やはり、標高も高いせいか寒さも増し遂には雪もチラチラ舞ってくる始末

露天風呂に入るにはこの上ない最高のコンディション




白濁した硫黄泉で、温度も適温で何時間でも入っていられる露天風呂です

今迄数々の温泉に入ってきましたが、ここは泉質と雰囲気共にトップ3には入りますね

次は、絶対泊まりで来たいな  


と、まぁこんな感じで那須高原には様々なものがあり雰囲気も良く空気感も最高で必ずまた訪れたいと思える場所でした

ちなみに、これ以外にもチーズガーデンやサファリパーク、遊園地等 紹介しきれない程の娯楽スポットがあります

夏にコテージなんかに泊まって遊んだら最高でしょうね


さぁ、締めは宇都宮に行って

夜の街を軽く徘徊して舌鼓を打ちましょうか

私は、行ったことのない街を徘徊する時 ホントに心が踊ります

この街散策が3度の飯よりも何よりも、大好きなコトかもしれません

宇都宮も、想像を超える素敵な街でした


一見、この小規模都市ってのは何もなく見えるのですが 私は名古屋や仙台等の中規模な街よりもこのような街がダイスキです

コンパクトな街の方が、無駄なものが少なく見るべきもの見えるべきものが鮮明に浮かび上がってくるからです

そして、地元に残って地元を愛す心がより街の雰囲気や料理、立ち寄るお客さんや店主から垣間見える事が、私の琴線により触れるのです

宇都宮にもこんなホンモノの食べ物がありました

まげしとちぎや

鳥刺3点盛り



馬ハツ刺



他にも、沢山魅力的なものがメニューに羅列されておりました

他にも、ソウルフードの餃子を進化させたような料理だったり 駅前で最初に入ろうとしたやきとん屋さんも満席で凄い活気があったり 地方は地方で素晴らしい文化が形成されているんだなと感銘を受けました


と、言うように 栃木にはホントに素晴らしいものが沢山揃っております

今日見たのなんて氷山の一角でありまだまだ無数に魅力があるのでしょう

折角関東にいるのだから、栃木も群馬も茨城も埼玉だってどんどん開拓してみようと思うキッカケになる旅でした。

何も、神奈川や東京だけがいいんじゃないんよ。。。