引っ越ししました!
詳しくはメッセージください(*^^*)
2007/11/30 15:54
ライオンがライオンであるための 知恵と力は知っている
俺が声を発すれば すべての命は縮み上がり
触れようものなら 砕け散るだろう
生きるために この爪と牙で
奪うほどに広がっていく この空白は何だ?
触れようものなら 砕け散るだろう
ゆえに俺の姿を見た者は 力の限り逃げるのだ
生きるために この爪と牙で
逃げる命を咬み砕いてきたけれど
奪うほどに広がっていく この空白は何だ?
力など いらなかったのか?
力があるから そう思うのか?
力があるから そう思うのか?
その答えを求めて ライオンは走りだしました
☆☆☆
サバンナの木々が途切れる辺りで
サバンナの木々が途切れる辺りで
傷ついたウサギと出会います
「どうか見逃して下さい‥」
ウサギはライオンを見ると恐怖に引きつり 命を惜しみました
俺は もう命を奪うことはしない
それよりも 話し相手になってくれないか?
それよりも 話し相手になってくれないか?
ウサギはライオンの言葉の意味が解らず
「助けて下さい‥助けて下さい‥」
「助けて下さい‥助けて下さい‥」
そう繰り返します
ライオンは失意の中で ウサギに言いました
では 助かりたければ 問いに答えろ
俺は このサバンナで すべての命を自由にできる
だが 心の空白は広がるばかりなのだ
俺は このサバンナで すべての命を自由にできる
だが 心の空白は広がるばかりなのだ
俺には いったい何が足りないのか?
ウサギは恐怖を 赤い目に宿しながら
切れ切れに答えます
「私には わかりません
ですが この先の草原を抜けたところに 大きな谷があり
その向こうに 人間という賢い生き物が住む場所があります
彼らなら 答えを知っているかもしれません
ですが この先の草原を抜けたところに 大きな谷があり
その向こうに 人間という賢い生き物が住む場所があります
彼らなら 答えを知っているかもしれません
どうか見逃して下さい」
そうか ありがとう
命を奪うことに疲れたライオンは ウサギに礼を言って
『人間』の住むという場所を 目指しました
『人間』の住むという場所を 目指しました



