2~3年ほど前
実家の、道を挟んだ隣にできた新築のおうちに
外国人のご一家が越してみえた
母せつ子いわく「ブラジルの人だよ」
Ayan「へぇ」
タイミングが合わないのか、私はこれまでお見掛けしたことがない。
ある日、実家に出向いたとき
たまたま母が玄関先で、門番(門はないが笑)のワンコ「うり」と日向ぼっこ中
車を降りると、なにやらイイにほひがして、耳をすますと「ジュージュー」聞こえる
Ayan「めっちゃイイにおい!バーベキューやっとるね」と言うと
母「毎日やっとるよ。ウチはこのニオイでご飯食べるだよ、ねー、うりちゃん」
母よ・・・おもしろいぞ
じっさい、毎日は大げさだと思うが,かなり頻繁にやってるようである。
「話したりするの?」と聞くと
「ううん、挨拶くらいだよ」とのこと。
ご近所さん同士の井戸端会議が苦手な母にとっては
よい距離感であるようだ。
それが、
つい先日の話
せつ子が店にやってきて
「こないだピンポンがなって出ていくと、おとなりの奥さんで
「コレ、クニカラオクッテキタ、タベテ(これ、国から送ってきた、食べて)」って
『イモ』をくれたんだけど、どうやって食べたらいい?」
Ayan「イモって、なにイモなの?」
母「インドネシアのイモ。自然薯みたいに長いイモ」
ここで疑問がひとつ
インドネシア?ブラジルじゃなかったっけ?
長くなりそうだからこの問題は後にしよう
(ayan心のつぶやき)
インドネシア?長いイモ?
それはおそらく
「キャッサバ」ではなかろうか・・・
「自然薯というより、ながーーーーいサツマイモみたいな感じじゃない?」
と、ググって写真を見せると
「そうそう!これこれ!」
「これは、キャッサバといってタピオカの原料のイモだわ」
「アンタやけにくわしいね。」
「わたしゃ、会社勤めしてたときに、このイモのでんぷんの輸入業務をやっとったんだわ。
そーいえば、工場視察でタイに行ってイモ堀りもしたなー」(30年前の懐かしきおもひで)
「で、どうやってタピオカつくるの?」
タピオカをイモから作ろうとする母せつ子
「そんなものは家庭でつくるもんではない、ちょっと待って」
レシピをググる
「揚げ物に向いているみたいだよ」というと
「わかった、ありがとう」と帰っていった。
数日後、店にやってきて
「こないだ『芋けんぴ』にしておとなりさんに持っていったじゃんね。そしたら
『コレハアマイノカ?(これは甘いのか)?』ひとつ食べて、『ウーンチョットチガウネコンドワタシガツクッテモッテイクカラ(うーん、ちょっと違うね、今度わたしが作って持っていくから)って言われてねーーー』
大爆笑
日本人には絶対できないこの返し。
面白いぞ、おとなりさん
得意の「芋けんぴ」を自信満々にお返しにいったが
まさか返り討ちをくらい、ズタボロの母せつ子。
しかしこれで終わらせる女ではない
そっこうで、ミニトートバッグを縫い上げ、リベンジ
すると
「コレツクッタノカ?スゴイスゴイネー、アリガトー、ウレシー(これ、作ったの?凄いね、ありがとう。嬉しい)」と、とっても喜んでくれたとのこと。
これでもだいぶ割愛したが、一連の話を小一時かけて楽しそうに話す母はもうじき77歳
昨日、老人会の卓球クラブに入会し
80代のおねぇさま方に「若い人が入ってくれてうれしい」と言われ
喜んでいる今日この頃なのでR




























