お正月から、南座・夢千代日記・おたふく物語・そして国立劇場公演
五月まで毎月の舞台こんな幸せな事は入座して?十年…なかなかあるものではございません
(文美の日記がお休みだった言い訳ですね)
元気がとりえの文美ですが、正直なところチョット不安も
でもお陰様、無事毎ステージ精一杯の舞台をつとめる事ができました
スタッフの皆さん、先輩・たくさんの仲間そして、なにより
劇場に足をはこんでくださった、お客様、会員の皆様のお陰様です
はる家の仲間や出入りする不思議な男たち
はる家をのっとろうとしてたのに、被爆手帳をとるに力をかしてくれた、山陽会の沼田さん
夢千代日記公演が終わると、おたふく物語ではけなげに生きる姉妹からお金や物をとりあげる
しょうがない栄二兄さん(でも兄妹三人実は仲良し!)
その武井さんが楽屋で撮ってくれた国立劇場のおじゃれ役でポーズ(国立劇場の花道から出て、踊るうちに次の場へ~
逆八文字の眉も含めて、女優がこんな体験させていただけるのは、前進座だけです
さて、昨日は千葉の『前進座佐原友の会』の総会に高橋佑一郎さんとお邪魔してきました。
前進座がこの厳しい時代でも、こうしてお芝居を続けていられますのも、まさにこうした
前進座を応援してくださる皆様のお陰様と改めて感じました。
嬉しく、楽しく、温かい時間、本当にありがとうございました。
中には大河流の寛園師匠もいらして、きりっと、そして大らかな舞まで
見せていただき、感激
そんな先生のまえで厚かましく恥ずかしながらも躍らせていただきました
また会員の方から素敵な演歌もあったり~
「私らの唄や踊りを、何で、人は銭を払うて見にくるのじゃろか」
「皆心楽しむ故やろう。唄うたあと、踊ったあと、唄聞いたあと、踊り見た後、
楽しんだ心が残ろう。銭では買えぬ程のものが残る事もある」
私たちの原点ともいえる、出雲の阿国の一ページを思い出しました
ちょうどその日は『あやめ祭り』の中
佐原を愛する人達の想いがしっかり残った
歴史と文化の香り高い素敵な佐原を歩いた思い出に残る一日でした