2021年、私は結婚しました。

日本でインドネシア人の方と結婚(入籍)するために必要な手続について、忘れない内に書いておきます。

 

①結婚具備証明書の申請に必要な書類の準備(2ヶ月〜)

日本の役所に婚姻届を提出する際、結婚具備証明書を合わせて提出します。

この結婚具備証明書は、インドネシア大使館に発行してもらいますが、発行を依頼するために必要な書類がたくさんあります。インドネシアから取り寄せる書類もあるので、ここが最も時間のかかる所だと思います。インドネシア人側の書類は、夫の親に国際郵便で送ってもらいました。親がテキパキしていたのと、行政手続が比較的しっかりした都市部だったので2ヶ月も経たずに揃ったのですが、地方だと役所にコネがあったり、お金を積まないと公務員が動いてくれなかったりして時間がかかるらしいです驚き

 

〜結婚具備証明書の申請に必要な書類〜

詳細はこちら右差しインドネシア大使館HP
 
インドネシア人側:

日本で結婚するためのレター、家族の同意書、婚姻履歴を証明するための離婚証明書/死亡証明書のコピー、出生証明書(Akte Kelahiran)のコピー、パスポートのコピー、顔写真など

 

日本人側:

区市町村発行の独身証明書(初婚の人) /離婚受理証明書、両親または家族の同意書、戸籍謄本、住民票、パスポートのコピー、顔写真1枚など

 

必要書類を揃えてインドネシア大使館に連絡すると、事前チェックを行うのでまずは電子ファイル(PDFなど)をメールで送付するように言われました。送付後、1〜2日後にはチェック完了の連絡があり、問題ないので大使館に来るようにとのことでした(その際、訪問予定日時を事前に連絡するように言われました。担当職員が常駐している訳ではないとのこと)。

 

②結婚具備証明書の申請(1日)

①で準備した書類を持って、大使館に出向きます。

窓口に書類を提出すると、職員がざっと目を通した後、申請用紙に記入し、顔写真を貼るように言われました(この申請用紙に職員が承認スタンプとサインをしたものが、結婚具備証明書になります)。

事前チェックも終わっているので、1〜2時間程度で終わるかと思いきや、4時間ほどかかりました…。申請用紙にサインする決裁権者が会議で席を外していたそうです汗うさぎともあれ、無事に証明書が発行されました。合わせて、その後の手続についても説明がありました。

 

③婚姻届の提出(1日〜)

結婚具備証明書が準備できたら、いよいよ日本の役所に婚姻届を提出します。婚姻届と一緒に提出する書類は結婚相手の国籍ごとに違うようですし、国際結婚の手続きに慣れていない役所もあるので、事前確認はマストですビックリマーク私たちは入籍予定日を決めていたので、その日に確実に受理されるよう、役所で事前チェックを受けました。

 

④イマームへの連絡(2週間〜)

イスラム教徒の場合、ニカー(婚姻)の儀式を行って初めて正式な夫婦とみなされるそうです。まず、③の後に発行される婚姻届受理証明書と夫婦のパスポートのコピーを大使館に郵送します。その後、②の大使館で紹介されたインドネシア人のイマーム(兼大使館職員)に連絡し、婚姻式の日取りを決めます。婚姻式には証人が2人必要ですが、平日であれば大使館職員が証人になることも可能なようです。私たちは休日に行ったので、夫の友人に立ち会ってもらいました。

 

手続きはざっと上のような感じですが、この間にもイスラム教に入信したり、親の同意を得るために実家に帰ったり、やることが色々あって大変でしたあせる仕事などで忙しく、結婚の準備がストップしていた時期もあったので、①〜④まで半年ほどかかりました。

 

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