Xで西の魔女が死んだ
の救済の話が話題になってました。
西の魔女が死んだは不登校になった主人公が田舎の祖母宅での暮らしを通して回復する話なのですが
西の魔女が死んだ以外も梨木果歩作品は色々あるのですが
りかさん
は日本人形、それ以外も人形にまつわる短編
からくりからくさ
はりかさんの主人公が大人になり染色家になり
美大生の同世代と同居する話
と女性の手仕事の話
沼地のある森を抜けて
は糠床ファンタジー、自分のルーツを考えて探す旅
分析機器で糠床を解明しようとするシーンも面白い
最近読み直してるのが裏庭
近所にある廃屋のような洋館から
現実とファンタジーが入り混じる
Xでは救済してくれる大人がいない絶望について書かれていたのですが、
梨木香歩作品は、
主人公と祖母は相性がよくても
母と娘がうまくいかない
(これは主人公と母、母と祖母)
という関係性が多いです。
わたしは学生時代に読んだ時には分からなかったのですが、大人になってから母娘での適度な距離はあるよな!と思うようになりました。
梨木香歩作品、わりと一貫して父はいるんですが影がめちゃ薄いです![]()
母娘のわだかまりの解消には一切関与されない感じ。
そのわだかまりの原因も、社会的背景であったり、家族間の根深い問題からくることもあるのですが。
人間、相性ってあるんだなぁ...
と思わせてくれる作品でした。



