ネタバレがありますので、閲覧には注意してください
<映画>「古山子 王朝に背いた男」、見終わりました
チャ・スンウォンとユ・ジュンサンの、朝鮮史上最も偉大な地図を作成した男の半生を描いた歴史物語です。
2016年の映画です。
以下、ネタバレあります。
(画像お借りしています)
チャ・スンウォン演じるチョンホは、幼い頃誤った地図が原因で遭難死をしてしまいます。
幼い高宗とユ・ジュンサン演じるその父興宣大院君は、車輪のついた距離を測る測定機で距離を測り地図を作っていましたが、直線距離しか測れないことに疑念を抱いたチョンホは、それから3年半をかけ半島を歩き倒し、正確な地図を作ることに心血を注ぎ、完成が間近に控えていました。
時代は興宣大院君と安東金氏による、政治権力抗争の真っ只中。
冒頭は朝鮮半島を行脚して地図を作る様子が描かれているんですが、次第に政治色が強くなります。
国のためではなく民のための地図を作るということで、木版を彫り紙に刷って地図にしたそう。
自分の父親が死んでしまったのが誤った地図だったからこそ、木で彫って民に広めたかったのでしょうね。
題材はいいんだと思うんですが、脚本があまり良くないのか演出か・・・
いまいち惹き込まれる感じがなかったです。
反日色が強いからか、ん?と思うような設定があったからかな。
ラストで弟子のバウが門?の前で隠し持っていた地図を広げるところは圧巻でした。