カサンドラ症候群
そんな病気があるなんて、なるまで知りませんでした。
辛くて苦しくて、なぜ急に鬱のような状態になったのか?
わかりませんでした。
そして、それが日々大きく自分の上にのしかかる重しのようになっていって、自分の空間が小さく圧縮されていくような感覚がした。
「私」という人間が
「私」であってはいけないような
「私」の存在が否定されているような
透明人間になったような状態でした。
カサンドラ症候群は、ASD(アスペルガー症候群の近親者)との間に起きる2次障害です。
主にコミュニケーション障害を抱えるASD(ASD本人は、コミュ障ということに無意識の場合がほとんど)との関わりの中で、通常のコミュニケーションが取れず、意思疎通が難しく、それがストレスになったり、また意思疎通が出来ない原因を自分に向け自責をしたり(これHSP
の方に多いと思います)して、日常生活が高ストレス状態になります。
今日のお話はカサンドラのお話なので、カサンドラの概要についてはここで終わりにして。
私がカサンドラになってから、カサンドラを卒業するまでを書いていきたいと思います。
あまりにも精神状態が不安定になったので、調べました。
これは、何かな?
なぜ自分がこういう状態になったのか?
実は気づくのにも数年かかりました。
それは、私の近くに3人のASDが揃ったからです。
それまで1人のASDとのやり取りなら問題は起きていませんでした。
しかも幼少期から一緒の人だったので、個性として受け止めていましたが、ただ時々心をめちゃくちゃに掻き乱されて、自己中な発言が過ぎるなぁ〜とは感じていたものの、私にはない個性で憧れもありました。
悪い方に振れると自己中
良い方に振れると過集中で独立心が強く、自分の好きな事や目標達成能力が高い
その心の強さに憧れていました。
これは、HSPさんなら感じたことがあるんじゃないでしょうか?
ASDは自信満々に見える方が多いです。(実際は違う場合が多いです)
その時に初めて、ASDという発達障害について詳しく調べ始めました。
まだ世の中に発達障害という言葉も出ていない時代です。
鬱・不安症・パニック障害
一般的な精神疾患の症状が出ることがわかって
この時の私は、鬱と不安症で、急に涙が出てきて止まらないことも増えました。
そして、子供の頃も自殺をしようとした事があるんですが、大人になったこの頃も何十年ぶりに死ぬことを考えるようになってどうやったら、確実に死ねるか?考えていました。
(子供の頃の自殺未遂は鬱の影響です。)
幼い頃の鬱発症から、学生時代から心理学や脳科学関連の書籍を読んでいたので、メンタルは強くなっていたはずだったのに
急にこんな不安な状態や鬱のような症状が出て来て驚きました。
なぜだ?自分で分析してもわかりませんでした。
どんどん落ちてくる・・・
そして、また立ち上がっても打ちのめされる・・・

この頃の私は、まだHSPという自分の気質も知りませんでした。
なので、人間みんなが私と同じようにHSPの特徴である「繊細な感覚を持ち、感覚センサーが小さな相手の反応まで読み取っている」と思っていました。
なので、自分が人以上に繊細だとは夢にも思いませんでした。
普通だと思っていたので。
その数年後に自分がエンパスということを知って笑ってしまったのですが・・・。
HSPはものすごく繊細な感覚の持ち主のことです。
傷つきやすく、微細なことに気づく、解像度がめちゃめちゃ高い世界に生きている人たちです。
なので、気づかなくても良いことに、無意識に気づいてしまいます。
そして、気づいて感じてしまうので、いちいち全てに反応して、疲弊して、時にズタボロに勝手になってしまいます。
だから、HSPにとって大切なのは環境です。
ASDはその対極にいます。
人のことは皆無なくらい感覚的にわかりません(あえて断言させていただきます)
その部分の前頭葉の働きが先天的にないんです。
ASDの方の擁護の為に言わせてもらいます。
ASDの自己中、KY(空気を読めない)、無意識に人を傷つけるは
本人の意思とは全く無関係の脳機能障害です。
なので、ASDの方はHSPと対極の
自分以外の人の感覚や気持ちを感じるセンサーが生まれ持ってないということです。
なのでASDは発達障害の一つで、自閉症という病気に分類されています。
自分の中に意識が閉じこもっている状態が自閉症です。
一つ予備知識としてお伝えしたいのは、人のことがわからないASDは自分の気持ちに関しても鈍感です。
気持ちを感じる機能自体が鈍感なので、これは自分に対しても他者に対しても起きている脳機能障害です。
ASDは、悪意がないということ。
それから悪い人ではないということを初めに説明させていただきたいです。
ここが前提条件としてないと、勝手にASDのせいにしてしまって問題が解決しないからです。
軽くここまでお伝えするとHSPとASDが対極で理解しづらい関係性にあるのが分かると思います。
そして一方的に傷つきやすい関係性がHSPにあるのを理解出来ると思います。
逆にASDからすると気が利いて、自分のことを理解してくれる最高の相手だと認識することが分かると思います。
そして、HSPは、傷ついたとしても相手を理解して力になりたい(貢献感が強いのもHSPだから)とHSPは相手の為に自分を変化させてASDに傷つけられながら、それでも強くなってASDの力になりたいと努力し続けてしまいます。
無理を努力してしまうので
無理な状況なのに自責して、その上で自分の心も身体も酷使するので
カサンドラ症候群を発症するのです。
自責してその上で努力し酷使する
これは、鬱になる過程と同じです。
これがコミュニケーション上でも起きるんです。
日々のあたりまえの会話が通じない。
そのストレス。
HSPの場合はそこから、貢献感があって相手の為を考え出して、さらに自責をしていくので
自分への負荷が半端なく大きくなります。
この状況を理解しないで生活しているともう大変です。
私がそうでした。
ASDという言葉も知らず
自分がHSPということも知らず
目の前で起きるトラブルが、「全部自分のせい」と自己処理される
だから高ストレス状態で過ごすことになるので、当たり前だけど鬱になりますよね〜。
そうなんです。
悪循環が生まれているから、問題が起きている。
自分のせいじゃない。
カサンドラ症候群の方にはまずここをお伝えしたいです。
あなたのせいじゃない!
でも、相手だけのせいでもない!
なぜならASDは脳機能障害で理解できないから。
ASDは他者感情も自己感情も理解できません。
ASDは、センサーがめちゃくちゃ鈍いんです。
これは、脳機能障害が先天性で生まれつきで難しいんです。
いつか書きたいなと思っているんですが
私がASDの方々と関わってきて感じるのは、実は感受性豊かで優しいというところです。
そして、彼らは幼少期から誤解ばかりされて、人間関係の構築が難しく、疎外感を感じて実は人一倍傷ついていて、人に対して怯えているというところです。

ASDのこの心理状態を知ると、まるで悪魔のようにみえる(ごめんなさい私はそうでした)ASDの横暴な言動が、ASD本人にはどうすることも出来ない、ASD本人も台風に巻き込まれているような心理状況に陥っていることに気づかされます。
今日まず、カサンドラ症候群で困っている方にお伝えしたいのは
今この症状で困っていることは
相手だけが問題でもなく
あなたが悪い訳でもなく
相手(ASD)は、他者も自己も理解出来ないことで、ASDが本意としてその言動をしてるのではなく
迷いと不安の中、言動が行われ無意識に相手を傷つけているということ。
だから、ASDに起きている嵐に巻き込まれないことが大切です。
そもそもASDは的ハズレな見解で、的外れな行動をする生き物だという前提を持っていて欲しいんです。
それは、あなたに対する悪意でも嫌がらせでもなんでもなく
相手(ASD)の中で勝手に起きてる自損事故です。
そこに意識を合わせてフォーカスすると
巻き込み事故に遭うので
ASDは勝手に事故っているとその状況を理解することが大事で
その不穏な空気から離れることが大切なんです。
つまり、やるべきは スルー

スルー力をつけようというお話は次回またしたいと思います。
ごめんなさい
このブログはカサンドラやHSPそれに膠原病のことと
話題が大きいのでボリューミーになってしまうのでなかなか更新が遅くなってしまいますが
お待ちいただけると嬉しいです
