ご訪問ありがとうございます☺︎
 
 
 
 
 
 
祖父の命日だったので、久しぶりに沖縄に行ってきました。
 
 
10年前に他界してしまった祖父からは、
 
沖縄の戦争の話を聞くことが出来ないまま
 
お別れしてしまい、今回の沖縄で、まだ元気な祖母に
 
(九十歳になります)、戦争の話を絶対に
 
聞きたいと思っていました。
 
 
 

 
 
 
戦争の話を、祖母の方からは話してくることは普段
 
ありませんが、聞くとなんでもこたえてくれました。
 
 
 
 

 
 
祖母は、沖縄の離島の人なので、その島では
 
幸い祖母の記憶では大きな被害を受けることはなく
 
戦争中も、戦後も、祖母の生活はあまり
 
変わらなかったと思うと言っていました。
 
 
 
でも、本島にいた親戚には、戦死してしまった人も
 
多く、私の祖父側の親戚も本島の戦争でお亡くなりに
 
なられたと言っていました。
 
 
『離島にいた自分は大きな被害はなかった』という
 
祖母ですが、それでも、防空壕の中に入り、
 
入り口は草でわからないようにしたという話や、
 
防空壕に逃げている間に、米が盗まれたことがある
 
という話を聞きました。
 
 
 
また、隣の島は被害を受け、それを自分は
 
遠くから見ていたという話も。
 
 
 
テレビで聞いたことがあるような話も、
 
祖母から聞くのとでは受け止め方が違います。
 
 
 
 
 
 
私は、よく目をつむり、わかりもしない
 
戦争中の祖母の生活を想像してみたりします。
 
 
それでも、一つもわからないのです。
 
今では当たり前にあるもの、
 
その全てがなかった時代。
 
電気もない、食べ物も豊富にない、
 
いつ、自分の大切な人が、または自分が、
 
死んでしまうかもしれない、そんな生活は、
 
今この時代を生きる私には、どんなに想像力を
 
働かせても、何一つわかりっこない。
 
 
 
 
私は、近い将来に、戦争を経験した方がいなくなって
 
しまう時代が来ることが、こわいのです。
 
誰に聞いても皆、
 
『教科書にはこう書いてあった』
 
『私の祖母がこう言っていた』
 
『こういう状況だったはずだ』
 
 
 
生きた証言が消えてしまう時代がくることが
 
とてもこわいと感じ、今この年齢になり、
 
遅すぎるくらいですが、祖母が元気なうちに、
 
聞けることを聞いておこうと、思ったのです。
 
 
 
 
 
私は、もう20年以上も前に亡くなった父方の祖父に、
 
『おじいちゃん、戦争を経験したってことは、
 
おじいちゃんもだれかを殺したことがあるの?』
 
と、当時深く考えもせず、
 
聞いてもしまったことがあります。
 
 
祖父は、寂しそうに笑って、
 
なにもこたえませんでした。
 
 
祖父からは、戦争の話を聞くことが出来ませんでしたが、
 
両親から、祖父は戦争でニューギニアへ行き、
 
そこで戦ってきたらしいと、聞きました。
 
仲間たちはたくさん戦死したらしいと。
 
ネットで調べてみた限りの情報ですが、
 
ニューギニアの戦いでは、上陸した約20万人の
 
日本軍のうち、生還者は約2万名だったとありました。
 
祖父が、その2万名の中の一人だったということでしょうか。
 
 
 

 
 
祖母の話から、少しずれました。
 
 
祖母は、九十歳になりますが、私よりも頭もしっかり
 
していて、自炊もするし、よく笑うし、
 
九十歳になるとは思えない元気さです。
 
 
今回、祖母の肩を揉んで帰る!と決めていた
 
私ですが、『いらない!』(年寄り扱いするなってこと笑)
 
と言われてしまい、出来ませんでした。笑
 
 
私は今年33歳になりますが、この年齢で
 
祖母が元気でいてくれていることは、
 
本当にありがたいことです。
 
たまに電話して、ひ孫の声聞かせてあげないと☺︎
 
まだまだ、祖母が、元気で長生きしてくれますように。
 
 
こっすー
 
 
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