原作読んだ方、どんな考察されてますか?

ネタバレあり


原作とドラマで違うことは、道上との関係なんですよね。

道上に「僕を見ていて」なんて言うということは、自分に何も非は無いことが前提ですよね。

しかし原作では清家も悪いことをしています。ドラマ版では清家は何もしていないのではないでしょうか。


今回ドラマで明らかになったことは、

道上父の死、BG株事件に諸橋大臣が関わっており、それらの不都合な事実をトガシ元秘書に隠蔽させていた。そのトガシの手下が道上父の事故の実行犯も殺したということですよね。


それと清家ヨシカズは浩子によって殺された訳では無いということ。


そして田所礼子がまなかありさであり、浩子の家のヘルパーをしているということです。論文を送ったのは浩子ではなかったため、アリサが送ったということも想像できます。愛南町であったことも裏付けになりました。

送ったのは鈴木を脅すためでしょうか。

原作では脅すためではなかったですよね。




まだ明らかになっていないのは

武智議員の死、鈴木の事故、清家の悲願、佐々木の目論んでいることはなんなのか。BG株事件に和田島は関与しているのか。

証拠のテープはどう使われるのか。(証拠のテープは原作には描写なし)


そして新たに謎が生まれたのは、

トガシとその手下をやったのは誰かということです。


それにしても作者はすごいなと思いました。

小松を介護するように見せかけて実は小松が浩子を見ていたということ。

祖母の思いを引き継いだかのように見えて実は浩子は祖母(ひろこにとっては母)の生き方を反面教師にいていたことなど。

原作を読んでいるとよりドラマでの描かれ方が上手いなと思います。


私の考察は、

浩子が初めはハヌッセンだったが、まなかありさに移り変わる。失踪したように見せかけて実は裏にいた。

鈴木は浩子に利用されていただけ。

ありさから浩子と鈴木の関係を聞かされていた一郎は、浩子を切って、官房長官になるまでは鈴木利用し、切ろうと考えていた。しかしアリサまでも実は武智をやっていたということと、ありさの年齢への執着により、43歳で鈴木は消されかけたことが道上によって伝えられ、首相公選制が通って総理になった後にはアリサも切ろうとしている。


ここで大事なのはドラマの話が2022年ということです。

アリサが切られるのは現在の2024年であり、2022年の時点ではまだ繋がっているということです。


鈴木を友達として信用しているからこそ、ありさに殺されないよう辞職させた。しかし母親とそういう関係にあったことを許せはしないため、あくまでこれから鈴木との縁を切る。そうきめているのではないでしょうか。